北緯33度の紅葉
先月は北米の北緯41度にあった紅葉前線が、昨日、秋の青空の下、北緯33度の
自宅から駅まで歩いていく途中の公園。その並木は、毎年、美しいなって思っては
きたけれど、ちゃんと撮影して記録に取ったのは初めてでした。
ブログっていうものを始めてなかったら、そんなこと、しようとも思わなかった
ことでしょう。
ここに招待してくれた素敵な方に感謝!・・です。
明日はまた自炊してオーブン料理を作ろうと思うけれど、昨夜はまた外食をして
しまった!
前菜は、豚の心臓とじゃがいものモザイク。心臓のジューシーさがじゃがいもと
ジュレとも、よく合っている。
主菜その1はトリッパとお豆の軽い煮込み。豆はお肉の友達。たとえば鴨の
コンフィだと、ぜひレンズ豆を敷いてくれと、よくシェフに頼んだものです。
じゃがいもと豆はフレンチ、イタリアンの基本ですね。いつでもどんなアグレッシブな
料理にも合う。この日は、最初は焼き鳥でも食ってとっとと帰ろうと思っていたが、
ふとこのビストロに1か月行ってないなと思って足を向けて正解だった。
夜1時の長崎の繁華街、思案橋は、灯りと雑踏でまだまだ夜は続きそうだった。
冬への歩道
長崎は田舎だけど、ささやかな冬のイルミネーションが始まりました。ツリーの
そばには、恋人たちが見上げる姿が似合っていました。
時候に合わせた音楽が好きな私はこの時期Popsだとドリカムの
「THe Winter Song」なんて思い浮かべるのですが、12月に入ると、大抵、
ケンブリッジ・キングスカレッジ合唱団のミサのCDを聞いて日曜日を過ごし
ます(「A Fesitival of Lessons & Carols」、指揮はなんとあの、
サー・デイヴィッド・ウイルコックスさん!)。
イベリコとか雲仙豚とかいろいろ食材はありますが、いも好きの私としては
どうしても、この店の定番の「地鶏とじゃがいものロースト」を、3回に一回は
選んじゃいます。
この一品はローズマリーの香りとエキスが、ローストして出てきたジューとよく
絡んで本当に美味しい。
この前の日に、ちょうどローズマリーも使った簡単な料理レシピをソニアさんの
ブログで見ていたので、自炊の知見が乏しい私は「ローズマリーって普通に
売ってるんですかね」とシェフに聞いたら、大量のローズマリーを
いただいてしまいました!ラッキー!友達の裏庭にわさわさ自生しているん
だそうです。
i-Tuneからトランスの流れる店内で、ほかの客も帰った後、このあと別の
バーの開店パーティーに呼ばれて、友人のフレンチのシェフを待つ彼と、
その御母堂と、ボルドーを飲みながら談笑し、そのシェフと合流し、バイバイ。
僕も呼ばれたけどさすがにもういっぱいいっぱいだったニャ~。
さて今日は料理やってみよう、ローズマリーもゲットしたし!
癒しめし
昨夜、長崎のフレンチへ。色々あって、癒しになるめしにして
もらう。
「ワインはどうしましょうか」
「ミディアムのピノノワールで。今夜は、熟成感よりも、果実味を楽しめるほうが
いいです」
それでモンテリーの04を出してくれる。あるべき要素はすべてそろっているが、なに
ひとつとして無理な突出感のない、バランスのとれた美味しさ。
さすがの提案ですね。
メニューも基本お任せなので(あんまり頭が回ってない)、いくつか対話をして
調理法法を確定する。
これは前菜だが、お任せなので、故に名前はない。もっちりしたしかし柔らかで
さわやかにほの甘い烏賊の炙りがとても美味しく、それまで出続けていた咳が
静かにとまる。ゆっくりした時に身を任せる。
二皿目は、まだハシリの牡蠣のリゾット。相当、癒されました。。。これ食べて
そのまま眠りにつきたい気分であった。しかしメインが更に癒しで。
もうあまり贅言を費やす必要はないであろう。映像だけでその癒しぶりは明らかで
ある。。デザートもすっきりしていたし、本当にありがたかったですよ、シェフ。
帰りの列車は色んな事を考えていた。。
今日はこれから海でも見に行くか!