ドイツの作家で、シュティフターという作家が居ます。
その作家の「晩夏」という小説は、トーマス・マンやニーチェも愛した
小説ですが、事件はおこりません。淡々と、生活がつづられて
いきます。
そんな、淡々とした表現のページに、してみようと、思います。
2025年の秋の期間を定量的に定義する
この宵は、漸く夕暮れも秋の涼やかさを示してくれた先月の気持ちの良い土曜日、、、と書いても、もはや真冬の今日としては、実感が既にわかないので、、、
このくだり書いたところで一旦、データを気象庁から取ってきて秋の定義をしてみました。記事の下の方で。
下弦の月を見て、今年のお月見は終わりました。さてお店に伺います。
最初のフィンガーフードは、今年の栗のボンデケージョ。フワーッとうまみが広がって旨味を増します。
ボトルワインは、ルネ・ルクレールのブル2018.中身はほぼGC。
8年熟成でちょうどうまみがなじんでタンニンがアロマと混然一体となって素敵におい
しい。魚にもお肉にも。
カボスでマリメしたサンマ、肝ソース、ローズマリーの花。まだ秋刀魚食うぞ!脂ウマ
野生キノコのコンソメ+フレッシュポルチーニのキッシュ。
こういうのこの店の真骨頂です。コンソメ最高。キッシュもその凝縮性素晴らしい。
旬の太刀魚、自家製フレッシュチーズとバジル。コレモ素敵ですね!フレンチそのもの!という感じで複雑さを口の中で楽しんでたわたし。
これがすばらし!
トリップのベニエ、イチジク、季節野菜マリネ。トリッパのベニエ自体が初ですが本当にきれいな処理されていて、咀嚼もうまうま!
バロン・ド・ロスチャイルド系列のハンドキャリー品が有るとのことで、二本目を開けてしまう!!
コルビエールでそんなに高いものではないようですが、さすがのシルキーさ!
キントキダイの冷燻、サラダ仕立てに九州サーモンのトラウトキャビア。
イセエビのエキスとお米、、、という書き方のメニューですが、古典的に言えば、
伊勢海老のアメリケーヌソースのリゾット、ですね!めちゃうま!!!
たまらん!
秋カマスと海藻のムース、ほっっこりする。。
で、メインは、、、トリュフすりすり!
ブツゴーニュ産鴨のロティ、トリュフの霜降りもよい塩梅ですね!
エキゾチックフルーツのソルベ
いやこの日もありがとうございました。あと二回です。
既に名残惜しい。
開店から20年近くになるのに磨きこまれた店内と、写真左外ですが厨房もピカピカ。さすが。
12月と、1月、来ます。
★
インスタで、ロオジエをお気に入りにして閲覧しているが、ちょっと前に、ブリストルとのコラボが載っていた。凄いよなぁ。。。
このシグニチャーなトリュフ料理もすごいよなぁ。。。
で。
その数日後、個人の、フォローしている富裕層のご夫婦のおくさまの方のアカウントで、このディナー訪問の記事が出ていて、「さすが、この方だなぁ。。。」と感じ入って、コメントしてしまった。
いや本当にラグジュアリーな生活で且つ堅実な生活でらっしゃってほんま美しいアカウントで、さすが。。お返事には、招待状が来て行きましたとあり(このやりとり往復で、上の写真のコメント2通に相当してます)、
こういう会の招待状が、イキがらないでも自動的に届くっつーーのが、その、おっとりした余裕感が、富裕だよなー!と(そんなこと書きませんでしたが)感じ入ったのでした。。。
私はもし首都圏に行くのが成功したとしても経済的は引退後なのでそういう世界からは引退です。空を眺め、KEKに陽子加速器を見に行って老後を静かに過ごします。
今の時代は素晴らしい、こういう方に直コメントできる!ちゃんと覚えていてくれて「お久しぶりです」から始まるお返事がまた育ちの良さを(無限ループここまで)
(ちなみに、表示されている、いいねした人の代表例のお方は、なーーーんと、
ジョエルロブションのMOFシェフの関谷さんっすよ、これもすごい!!!)
★
最後に、色気のない簡単なデータ分析を。
気象庁のHPに行って住んでる県の県庁所在地の10,11月の最高気温と最低気温の生データをDLして、プロットしました。
10,11月の毎日の、上が最高気温、下が最低気温です。
秋の3段階がそれぞれ、たった、10日間だけってほんま笑うわ!!!(<--ニセ関西弁でお願いします)
(定義は私の独断ですが、体感通りになるように寄り添っております)
(最高温度の11月上旬に、約1週間毎の温度の波打つような上げ下げが見えますね。この動きは典型的・古典的な秋の移動性高気圧の反映なので、本当に秋はセオリーから1か月ずれていたことになる二重の証拠ですね)
この地で秋を過ごすのは今年が最後なんですが、上記のように変化が急で、家の周りの銀杏並木の紅葉の変化の撮影とかは、もう、し損ねました。おそらくもう散ってる。。
まあ、自転車通勤時に先々週くらいに感じた、金木犀の香りが、むしろ記憶に佳く、残ってくれることでしょう。
今夜はコテコテビストロ。
日々もろもろ
あれこれ雑多です。
半年ぶり位にラ・メゾン・ド・ショコラのボックスを購入(配送費が無料だったから)。
冬の陣デザイン。もう、箱のコレクターになっております。
すてき~~~。毎日、2、3個づつ食べています。
ところでここのポイントシステムはキャレデパッショネっていういかにもフランス的な長い名前ですが、これのイケている点が、新規購入したら過去に獲得したポイント全体の使用期限が最新の買い物の期限に合わせて全部延びるってことです。今でも商品交換できるポイント数あるけどもっと貯めよう。
(ニューマン高輪店のカフェでここのチョコレートをシャンパンと共に楽しみたい)
★
藤原書店さんがフランスの高位勲章のオフィシエを受勲なさってびっくり。しかしすでに以前にシュバリエも受勲済と知って二度ビックリ。
私にとっては藤原書店は、ストラスブール大学のフィリップ・ラクー・ラバルトのハイデガー研究書などで結構買って読了しておりました(真ん中の5冊)
書物の翻訳は国際間の文化事業だからね。。。
★
大喜利は日本国の伝統として有名。
しかしこのミーム化大喜利にAIを援用するというのは、さすが和の国というほかない。
まあ世界にはいろんな国が有り国内にもいろんな人が居てとにかく人生は面倒なことだらけなのは縄文時代から変わらないので、イキらずにとっととリスク分散をいかにスマートにできるかどうかが、能力の差なのだろう。
★
引退前最後の大学病院。毎度、採血センターの皆様の腕は素晴らしく、私の見つけにくい血管にさくさく対応なさる。さすが。
不整脈の退院後のここ3年間、期毎の訪問が自律神経落ち着ける良い区切りになっておるので、お昼はちょっとまともなものを食べてから帰るようにしている。今回はジャパネットが地元に作ったサッカースタジアム併設のホテルのランチへ。
初代の高田社長が地元のサッカーチームが身売りされそうになっていた時に救済したその年に奇跡のJ1昇格を果たして、下記の素晴らしいスピーチをしたのだけど
【公式】V・ファーレン長崎 高田社長のJ1昇格を決めた試合後スピーチ「夢はどんどん階段を昇って、前へ前へと進んで行きますよ」
その翌年は残念ながら1年でJ2降格。しかし今年は。。
この市内はもはやこの3連休でJ1再昇格キマリ、みたいな雰囲気だが、いやいや、去年も、ギリで自動昇格圏内から落ちて二次トーナメントで落ちたので。。。まだまだ冷静に。。。(決まったらスタジアム行こうかな<--ミーハー)
夜に出してらっしゃるコースは昼でも出せますよとのことで、それを。
ジャパネットビール。上面発酵で美味い。
おひるはベバレッジの専門のスタッフはいなくて、ボトル赤ワインも下記一種だけでしたが、まあ、これはこれで良いでしょう、安いし。今後は、常駐ソムリエを置くらしい。私は業界情報でホテル内マスターワインセラーにはすごいのが大量にあることは知っているので今後に期待(って、私は移住してしまいますが。。。)
前菜。胡麻クリームよかった。
鱧と松茸。
シマアジ、天然鯛、マグロ。
鯛の煮つけ
サンマ柚庵焼き、海老、合鴨、栗、銀杏
どれも旨い。プレゼンテーションもきちっとしている。
ふと、銀杏がその舌触りや味わいがとてもきれいだったので何か特別な調理が有るのかを厨房へ聞いてもらったら、実は下処理が特別にあるとのことで、良い味わいを感じ取ったのは間違いなかったです。
小田巻蒸し、五島うどん、鶏、椎茸、とてもなめらか
これがさいこうやな~。和牛と茄子のお浸し。けっこう、タマラン。
マスカットベリーAもカラに近づいて調子に乗ってしまい、森伊蔵をストレートで1杯。
てんぷら 揚げ方上品でした
松茸御飯(もちろん国産ではないでしょけど十分ですよ。。)
おかわりしてしまった。
丸十パウンドケーキ
で、気持ちよくなって、帰りの特急(名称嬢は新幹線だが。。)で最寄りの駅を通り過ぎてしまい、数十キロ先まで行って気づいて降り、誰もいないホームで次の列車を一時間待った。いやもうホンマ自制せんといかん、いかんぞ!
1時間の間、ホームにだれもいなかった。列車が来た5分前から、数人がきた。
大都市圏と地方とでは、鉄道の意味合いがまったく違うね。。
★
そろそろ、D.ルフレーヴのピュリニー側の2023が酒屋から出始めており、まだ値上がりが続いている。村名の値付けが4万超えた酒屋もある。ボルドーだとラフィットのセカンドが買えてしまいそうな卒倒する値段だ。プルミエ、グランクリュなんてもう。。。
去年から、同じラック経由でも酒屋の取り分が店によってかなり差が出ており、輸入段階での値上げ分を自分のところで吸収しようと頑張る店、そうでない店と大きく差がついており、
村名は去年でも最大で1万円の差が出ていて、今年も差は1万円に近づいている。私はまだもう少し出そろうのを待つ、、、
どうせ、もう、なかなか売り切れないから。
この三連休は引退後の確定申告の勉強を始める。人生ずっとサラリーマンだったし、高給取りでもなかったからやったことがない。e-TAXでやればいいんかね。
今日はちいさなフランス食堂へ。
妄想と現実
本当に首都圏に移住出来たらこういうのに、(勿論事前登録はしたうえでですが)「週末にふらっと近所から出ている安い電車に乗って見に行く」生活をしたい。。が、これまでの人生でもいつも希望は去っていったから、
KEK一般公開2025を開催します - KEK|高エネルギー加速器研究機構
今回も天変地異でどうにもならなくなったら気持ちを変えるしかない(<--今時点で何かあるわけではないが常に最悪のケースを念頭に置いて生きていくHSP)
こういうのが生で見れるんやで!(<--似非関西弁で)
あと、ほんま首都圏の理系が羨ましいと思うのは、こういうのも、予約したうえでだが「この週末、ふらっと東大に行ってくるわ」みたいなフザけたことを言ってみたい。。
12月14日(日)ハイブリッド開催, Kavli IPMU・ICRR合同一般講演会 | Kavli IPMU-カブリ数物連携宇宙研究機構
毎回希望が去った人生:
20台:
大学卒業してせっかく首都圏の大企業の本社に勤務したのに(武蔵中原駅前の富●通)、次世代の開発センターがでかい土地と大量の水が要るので三重県のド田舎に出来て100人単位で転勤になった(大都市名古屋が近かったのが救い)
30台その1:
その会社が東京都(といってもあきる野で田舎は田舎だが)に、その次の開発センターを作ることが確定したが私の担当テクノロジだといけず、一回、出張で行って堪能しただけで終わり(拝島より西の最果て感すごかったがこれも今は別会社。。)
30台その2:
転職の上手くいきそうと思った会社が品川勤務で京急沿いに住もうっと、とウキウキしていたが結局ドンデン返しでうまくいかず、次のチャレンジは結局地方の超デカイ拠点で、人生でなぜかもっとも首都圏から遠ざかる(転職自体は満足しております)
ダメだった時の対応策も考えているネガティブなあたしです。。。
(期待値は常に最低にしておかないと。。)
★
裾3本。
ドミニク・グリュイエ、ブル2022.
全房20%
香りは安定した涼やかな梅鉄。最初の味わいはやや要素が分離していて核が抜けている感じ。
まあゆっくり飲んでいこう。
10分ですぐ安定してきた。アロマ主体で、シンプルだけどチャーミングでこれはこれでいい。アロマいいね。。
ジェラルディーズ・ルイーズ、ブル・アリゴテ2023
この作り手は以前飲んであまり感心しなかったんですが引き続き安かったんでリベンジしたが。。
香りはまっとうな硬質性があるが、飲むと、なんかすっぽ抜けているような。。。
まあ、還元性の解除を期待してのんびりのもう。。ちょっと、にがめ、かな。。
30mで、徐々に舌の上にアロマを感じ始めた。ちょっとビオっぽい味わい(ヨード)が有るが気になるほどではない。ただ、ストレートにおいしいというのとは違うかな。。。お値段ほどではない。。
2日目。味わいは普通のおいしさとなった、ただ影に苦みがある。。。そこそこ有名になりつつある作り手ですが、、やっぱり、ラベルがポップなのはあかん印象。
ソーン・ドーターズ、コッパー・ポット2022.
ずっと安いまんま(3K前半)で好みの味筋なので年間通して買ってるかも。同じ南アのクリスタルムみたいに高くならないことを祈る
以前から変わらず、キッチリした梅鉄で往年のクリスタルムのようでいい。
味わいもアロマも十分で梅鉄紫蘇でいい。
旨いが、、、ちょっと、ヨード感じるかな?気にならない程度。
0.5hで台にアロマ。いい感じ。ちゃんと二次変化している。
(これ以上ヨード化=ユルい化=ナチュール化しませんように。。。)
★
このビストロの年季の入り方がいい。。。
ボトルワインは、もうここワンオペで「ボトルはセラーから選んでください~」
ヴィニ・ヴィティ・ヴィンチ、ブル2022.
黒板。ワンオペになって以降、基本二人用のポーションなので、シェフと相談しながら量とか決め。
もはや定番の、牛ハツのカルパッチョ焦がしバターソース。
鶏セセリのスパイシーソテー、かぼちゃのピュレ、ひよこ豆
ほんま、この、真上からの撮影は、ビストロ料理に良く合う。元々は雑誌ブルータスの「グルマン温故知新」コーナーでの撮影方法の真似なのだが、確かに雰囲気は出る。
セップ茸入りキノコを詰めたデュクセルを詰めたリガトーニ、、、の、
チーズのお好み焼き的な!(ギョウザの羽つけて裏返したような状態)ワインがまじ進むわ~~~!
鴨ももにくのコンフィ。
鴨のコンフィ食べた人だけにわかるこの絵の意味。。。かるくほぐしただけで完璧な骨離れ!!!あ~うまうま。
アールグレイ。ごちそうさまでした~!
やすぅ~~~、えらい安いのでのっけてみた(写真はすべては載せてません)
引退まであと、、2回か。。
★
こういう雑多な新書も買う。
苦しんで最後の10年を生き続けるのはほんま厭なんで、かえって健康を気にしながら生きてしまい、逆に長生きするのがこれまた怖いが(超長期家計簿は、76歳までしか記載してない)、早期の老衰にあこがれるお年頃。
島本和彦、最新の生き様も読ませてもらったが、いや、今時めずらしい根性漫画家ですごいよなぁ!(名作「超えよ、ペン」↓はゲラゲラ笑かしてもらった)
今日は海鮮。昨日は休みで、パスポート更新に行ったが、ああ、この街での写真館や市役所も、もう最後だな、、とか思いながら更新手続きをゆったり行った。。。






































































