「心理罪之城市之光」(2017年 監督/徐紀周 主演/鄧超、阮經天、劉詩詩)
124分

※日本語版はありません。
原作が同じシリーズなだけで連続ドラマ版や2017年の李易峰主演の映画とは無関係の作品です。
――手足を拘束された全裸の男が巨大な袋に水と共に詰められ廃墟にぶら下げられているという猟奇的な殺人事件が発生。刑事の米楠は犯罪心理学に精通した方木と共に捜査することに。方木は調べるうちにこの犯人が自分に対して挑戦的なメッセージを送っていることに気づいた。方木は久しく会っていない学生時代の友人を一人ずつ訪ねて行った。
ネット上に「城市之光(街の光)」という名の人物による本当とも嘘ともつかない殺人予告が現れた。10万いいねをくれたら今ワイドショーを賑わしている悪徳弁護士・任川を殺すというのだ。警察は任川を自宅へ行くが彼の姿は消えていた。急ぎ町中を探し、拘束され体に爆弾を巻きつけられた任川を発見した。急ぎ現場を封鎖して爆弾処理班を呼び周辺住民らを避難させる。だがネットのいいねの数が10万に達し、大爆発が起こった――
というところまでで45分。無念のリタイア。
理由はもういろいろあるんだけど、この脚本わかりにくい!序盤から何がツカミで何が本筋なのかきちんと整理してほしい、主人公が魅力的でない、ヒロインも目立たない、ゴチャゴチャしてて話に緩急がない…。
この作品なんかすごくデジャヴを感じるんだけど…そう、日本のシリアスな刑事もの映画にトーンが凄く似てる。後半から面白くなるのかもしれないけどそこまで行きつけなかった。
ドラマ版からの流れで見ると仰天してしまうのが、方木が40代白髪頭のおっさん!
そしてシーズン2で失踪した亜凡13歳が婚約者。犯罪犯罪!
邰偉の代わり?に米楠という女刑事がいるけど何の個性もない。
…原作が一体どうなっているのか気になるところ。
米楠を演じるのがリウ・シーシー(劉詩詩)ちゃん。ばっさりショートカットで登場。デキるクール系女刑事かと思ったら彼女はやっぱり女子力溢れ出るキュートな女刑事…ごくごく普通というかただの脇役に甘んじている。ヒロインが彼女ではなく亜凡にしか見えない。中国ドラマはおっさん×若い女の子の組み合わせが大定番とはいえ、おっさん×13歳少女はさすがにやりすぎでは?
そしてそのおっさん主人公を演じるのがチャン・イーモウ監督の「影」で主人公二役を演じてるデン・チャオ(鄧超)。この人憎らしい人物が似合うのかしら、この方木はとにかく好感が持てない。クセのあるキャラだとしてもちょっとは光るものがないと。目が死んでるよ…。
実は李易峰主演の「心理罪」(2017年)も見たんだけど30分でリタイア。こっちはアイドル映画で、李易峰のお芝居が見ててイタくてねぇ…。