訃報 つば九郎(を支えたスタッフ)…。 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

まさか、まさか、である。

先日、突然の「つば九郎の長期休養」の知らせがあったが、こんな重篤であったなんて…。

東京ヤクルトスワローズの公式サイトには、

「これまで、つば九郎を支えてきた社員スタッフが永眠いたしました。
球団マスコットとして、ここまで育ててくれた功績に感謝と敬意を表します。
体調不良の発表以来、温かい励ましのお言葉をたくさん頂戴し、誠にありがとうございました。
今後の活動については、しばらくの間休止となることをお知らせいたします。
なお、皆さまにおかれましては、故人のプライバシーを尊重し、温かく見守りくださいますようお願い申しあげます。」

と記された。

 

プロ野球チームは今は、どこも球団マスコットとチアグループがいるが、そんな中で群を抜いて有名かつ人気が高かったのが東京ヤクルトスワローズのマスコット「つば九郎」だろう。

思えば、昨年の8月28日の神宮がスワローズのゲームの直近観戦であり、つば九郎の雄姿を見た最後となってしまった。。。(上掲画像)

 

「マスコット」と言えば、およそ愛らしく皆に愛されるキャラクターがお約束だが、つば九郎は毒のあるパフォーマンスが売りであり、その人気の元となった。

しかしながら、その反面愛情深い一面が度々滲み出て、人の好さ、もとい燕の好さも伝わってきた。

下手な芸人よりも、キレのあるユーモアと世相を切る能力は「才能」以外の何物でもない。

なので、おそらく情報番組やニュースにさえゲスト出演する野球マスコットはつば九郎だけでは?

ましてやライブやディナーショーまでやって、チケットが速完するなんて、下手なミュージシャンよりも集客力を持つほど。

球団マスコットにもかかわらず、毎年契約更改をして更改越年さえするは、2000試合出場を果たし名球会から特別表彰を授与するという異例の評価を受けた。

 

酒好きなつば九郎に今夜は献杯。

つば九郎(を支えたスタッフ)に心からの感謝とご冥福をお祈りいたします。