超久しぶりに「バッタもん」で呑んだ! | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

この週末、6年強ぶりとなる居酒屋「バッタもん」を来訪!

過去2回訪れた。

6年前はプチ忘年会で。

その前年に初訪問。

知人がこの店の常連で、また行こうとか話しをしてたが、コロナがあったりお店の都合もあったりで、6年もの月日が過ぎてしまった。

「居酒屋バッタもん」は、今なおシリーズが続く人気番組「仮面ライダー」の最初で一文字隼人/仮面ライダー2号を演じた俳優佐々木剛さんのお店!

本来は奥様と2人で切り盛りされているが、奥様がお身体を悪くしたそうで、佐々木さんと臨時のアルバイトさんで継続してきたが、2月からしばらく休店するらしいと連絡を貰い、慌てて行く事に。

 

知人が予約してくれていてもうテーブル席が用意されていた。

テーブルの上にはお通しが。

なんと蒲鉾を工夫して今年の干支である蛇になっている!!

なんかカワイイ。(笑)

まずは生ビールで乾杯!

つまみは、毎回頼む佐々木氏お手製の「だしまきたまご」。

それと「レバニラ炒め」も。

「バッタもん」はとてもフードがリーズナブル。

撮影し忘れましたが、後に「バッタもんらっきょ」を知人が頼んだ。

実は、わたくしラッキョウは苦手なのですが、こちらのはピリッと辛味が効いていて、知人のボトル焼酎のアテとしていただきました。

 

バッタもんは、もう飲食以上に懐かしの「仮面ライダー」に関する品々が有るので、いい齢したオッサン、爺さんが少年になっちゃうその店内が魅力。

自分の目前には佐々木氏の変身ポーズのデカいポスターが!

よく見るとその横には「ショッカー」のベルトが。

もちろん、ライダーベルトもあります。

他にも眼部が光るライダーのオブジェを光らせて楽しんだり。(笑)

そして、トイレも凄い!

可愛い2号ライダーを始め(笑)、

若き佐々木氏の写真が数多飾ってある。

上掲画像左端の柔道着のものは仮面ライダー以前に出演した「柔道一直線」の風祭右京のもの。

そして、この時の演出でつけたポーズがあのの歴史的変身ポーズの元となったのだった。

その風祭右京時代のサイン会の写真まで!

さらには昭和のアイドルの代表グッズとなる「マルベル堂のプロマイド」まで!!

今回は、佐々木さんに尋ねてみたい事があった。

そう、昭和ライダーに寄り添って出演された俳優「小林昭二(こばやしあきじ)」さんについて。

小林氏は、ライダーと並び今もシリーズが続くヒーロー「ウルトラマン」シリーズの最初に科学特捜隊の隊長である「ムラマツキャップ」も演じ、仮面ライダーでは「おやっさん」こと「立花藤兵衛」として、あの頃の子供たちには信頼できる大人だったはず。

俳優さんとしては子供番組を続けるのは本来ならリスキーな部分もあるだろうに。

佐々木氏に尋ねると一言「素晴らしいよ」と。

撮影現場で小林氏はよく「子供がいたら絶対にマスクを脱ぐな!」と言っていたそうだ。

おそらく、それは初代ライダーを務めた藤岡弘氏にも、スーツアクターの大野剣友会の皆にも言っていたのだろう。

あと、「なんか釣りの道具を貰ったのだが、小林氏がやるとしっかり出来るが、自分がやるとどうしても身体がぶれて上手く行かなかった」ようで、小林氏が器用で体幹も強かった方なのだろう。

 

それと、今回マニアックなネタとしての「仮面ライダー」裏話も教えてくれた。

まず、2号ライダー登場から銀色を多用し幾分明るいライダーになったのだが、実はこれは元々の方向性で、藤岡氏の休演が無かったとしてもパワーアップしたという設定でリニューアルしていたのだそう。

それと、藤岡氏復帰後シリーズで佐々木氏が客演した際、腕と脚にある一本線の幅が狭くなり、手袋とブーツが赤色になったのは予期せぬアクシデントだったとの事。

これは、2号ライダーのスーツ一式忘れたのか無かったらしく、苦肉の策で新1号ライダーになってから2本ラインが入ったスーツとなるが、そこから1本取って、手袋・ブーツも傷んでるものを赤く塗り直し胡麻化して使用する事になったとの事。

 

他にも、「お荷物小荷物」、「繭子ひとり」などの印象的な話なども語ってくれました。

しばらくお店は休店しますが、また復活して欲しいです。

気付けば並々入っていた知人のボトル焼酎も空にしてしまい、ご馳走様でした!