前スレッドで生誕90周年のエルヴィス・プレスリーについて記したが、そのエルヴィスが子供の頃に影響を受けたのが黒人音楽でゴスペルやブルースだった。
今、「ブルースの魂」という映画が公開中で新年早々鑑賞。
場所は新宿「K's cinema」にて。
エルヴィスが生誕90周年ですごいと思ったが、映画「エルヴィス」で進む道を照らしたブルース・ミュージシャンのB.B.キングはなんと生誕100周年!という記念も有り公開となったこの映画。(そして今年は10周忌でもある。)
実は1973年に公開された映画だが、日本はスルーした模様。
内容は複雑な所があって、ドキュメンタリーとライブ映像とドラマが一緒くたになって構成されている。
面白い手法ではあるが、思わず「?」マークも浮かんできてしまう。
映画のチラシはちなみにこう。
まだ、若きB.B.キングやバディ・ガイ、ジュニア・ウェルズ、等々のブルースマンの演奏や話が聞けるのは貴重。
この時点で老齢のブルースマンたちの演奏やインタビューも同様だ。
他に、殺人で収監されている黒人のインタビューやら、生活苦の若き黒人カップルのつながりがフィクション・ドラマでインサートされ、1970年代初頭の黒人~ブルースマンの側面を色々と切り取り、ブルースとは?という感じにまとめてある。
ちなみに監督はギリシャの音楽ドキュメンタリー作家だったロバート・マンスーリス氏で、実はフランス映画。
なので、映画冒頭からフランス語のナレーションにテロップ。
でも、ジャズもパリは熱かったので、黒人音楽を好んだ国なんだろう。
とりあえず予告編を。
また、かの文春砲が記事にしていました。
丁寧で判り易い内容なのでぜひお読みください。
映画「ブルースの魂」は、東京では新宿K's cinemaとUP LINK吉祥寺で上映中です!