今朝、目を覚まし、スマホを見たら知人から「虎ハンターのご冥福をお祈り致します。」というLINEが来ていた。
虎ハンター…実はこのLINEの送り主は「博士」の異名を持つ超プロレス・ファン。
って事は、あの小林邦明の事か?
そう思い、ネットで調べるとどうやらそうらしいと発覚。
ああ、またタイガーマスクの好敵手が、且つ最後の一人が鬼籍に入ってしまった。。。
小林邦明は、1980年代に新日本プロレスにて当時超人気レスラーだったタイガーマスク(初代)の初となる邦人ライバルとして浮上し、その手を抜かないファイト、さらには反則、マスク剥ぎを平気で行うヒール役として印象深い。
タイガーマスクには、あと二人ライバルがいて、剃刀ファイターと呼ばれたダイナマイト・キッド、暗闇の虎と呼ばれたブラック・タイガー(初代:マーク・ロコ)。
キッドが2018年に、初代ブラックタイガー(マーク・ロコ)が2020年に、この世を旅立った。
そして、小林までもが…。
わたくし行きましたよ、小林邦明引退試合興行へ。
(どうでもいいが、上掲画像のチケット、何で小林選手が載ってないんだ?!)
その後、初代タイガーマスク(=佐山聡)が復活するにあたり、大田区体育館での興行にも行きそこで小林邦明氏が会場入りするところにバッタリ遭遇し、握手して貰い「引退試合も行きました!」と言ったら、小さく低い声で一言「あ、そ。」と言い、館内に入って行ったのを今でも覚えてる。(笑)
そんな佐山も小林も若かった頃の試合映像を。
初代タイガーの佐山氏は、その後プロレスから総合格闘技の基盤となる「シューティング」なる団体を設立する。
そのお披露目的興行において、選手でなく主宰としてエキシビジョン・マッチの対戦相手としてライバルだったこの小林邦明を呼んでいたのだが、するどいキックが小林をマジの失神とさせ、担架で運ばれるというアクシデント試合もあった。
新日本プロレスから全日本プロレスへ移籍しても、二代目タイガーマスクのライバルを務め、出戻りの新日本プロレスでは「平成維新軍」の重鎮として活躍し、馳浩や獣神サンダーライガーのデビュー戦の相手も務めた。
現役選手時から、実は度重なる様々の癌とも闘って来られたが、ついにその癌との闘いに力尽きた模様。
小林邦明、大腸がんにて2024年9月9日永眠。(享年68歳)