初代ブラックタイガー(マーク・ロコ)逝去 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

またもや、予期せぬプロレス界のレジェンドが旅立った…。

 

初代ブラックタイガーことマーク・ロコ選手。

ブラックタイガーと言うだけあって、初代のタイガーマスク選手の好敵手の1人。

初代タイガーマスクには3人の好敵手がいた。

まずは、先に鬼籍に入られた“ダイナマイト・キッド”選手、同じ新日本マットの邦人選手“小林邦明”、そしてこのブラックタイガーだった。

初代タイガーマスクこと佐山聡がタイガーマスクとなる直前に英国マットにて“サミー・リー”と言うリングネームで活動して時点でこのブラックタイガー前のマーク・ロコとダイナマイト・キッドの2選手はすでにライバルの関係にあった。

 

テレビ朝日と新日本プロレスの関係で、渡英中の佐山選手が急遽帰国させられタイガーマスクとしてデビューするやそのデビュー戦ではダイナマイト・キッドと伝説の試合を行い超ブレイクしたタイガーマスク。

その次なるライバルとして白羽の矢が立ったのがマーク・ロコだったが、彼も日本では虎のマスクを被らされ“ブラック・タイガー”としてリングに上がる。

彼は元々国際プロレスがあった頃に日本マットでデビューしていたものの、日本での知名度はこのブラックタイガーとなってから。

D.キッドのキレのあるカミソリ・ファイトと一線を画すような、Jr.ヘビーながらもヘビー級選手のようなパワーとラフファイトと試合巧者のバランスが優れていた。

 

タイガーマスクもその後、4代目まで続いたが、ブラックタイガーは企画性も合わせると本家を抜いて7代目まで続いたそうな!

 

あいにくYouTubeでの映像が乏しく、画質が悪く、しかも試合早々に終わってしまう“ブラックタイガーvsタイガーマスク」の映像を一応貼ります。

 

そして、こちらはレアな映像!

英国マットで、ダイナマイト・キッドとマーク・ロコとしての試合!!

D.キッド選手追悼時にあげられた映像が、ブラックタイガー=マーク・ロコ選手の追悼にもなってしまうなんて…。(涙)

 

享年69歳。

ブラック・タイガー=マーク・ロコ氏のご冥福をお祈りいたします。

R.I.P!