先日、珍しく絵画の展覧会へ。
行ったのはSONPO美術館。
実は、この損保ジャパン本社ビルの右横にある白い箱(?)が「SONPO美術館」となります。
で、展示はあのロートレックの作品群。
ロートレックの絵って好きなんですよ。
絵画は全く詳しくないですが、この方とノーマン・ロックウエルの絵は好き。(笑)
ロートレックですが、多くの方も、作品やその名は、見た事聞いた事があると思う。
自分もその位の認識ながら、その絵の雰囲気は何故か惹かれるものがあった。
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックは、1800年代後半のパリでポップな作品群を生み出す画家として名を馳せる。
当時は、パリの劇場やキャバレーなどで演劇、舞踏、歌唱などが愛される時代で、その雑多ながらも気品ある雰囲気の絵画を描く彼の作品は何とも言えぬ息遣いやその一瞬が封じ込められているような感じがする。
ロートレック氏自体も詳しくは知らなかったが、わずか36年の人生で、子供の頃から両足の発育不良でわずか152cmしか身長が無く、身体障害者として生きていったと言う事も今回初めて知った。
今回の個展は、主にデッサン、素描、走り書きのような小品が数多くありながら、ところどころ芝居などのポスターの大きな作品も展示。
そのカラーのポスターなどは写真撮影は可能。
「キャバレのアリスティッド・ブリュアン」(1893年)
「ジャンヌ・アヴリル」(1893年)
「ディヴァン・ジャポネ」(1893年)
等々、他にも様々な大小含めた作品や当時の写真、本、手紙などが展示されていました。
「フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線」は今月23日まで公開。
わたくしの駄文やわずかの写真では、その良さが伝わらないと思うので、こちらのレビューを参考にしていただければ判り易いかと。
御興味のある方はお早めにどうぞ!
おまけ。
SONPO美術館の秘蔵作品で常設展示している「ひまわり」(byゴッホ)の絵も、ゴッホとロートレックが面識が有ったとの事で一番最後に展示されてました。