以前、佳き関係のご近所さんに誘われ近所のイタ飯をご一緒したことがあった。
そのご近所さんはグルメで、その店の近辺で他に見つけた店を幾つか教えて下さった。
その頃は、週数日だけ正式開店前の施策的に開けているパン屋さんや、クラフトビールの店、など。
あと一つご近所さんもまだ入ってないがネパール人店主が営んでいるカレー屋さんの情報も。
先週、家族もいない日があったので、一人そのカレー屋さんにてランチをした。
「カトマンズ」というお店で、店前のネパール国旗が目立つ。
この日は、まだお客さんがおらず自分一人。
こういう状況ってちょっと緊張する。(笑)
ただ、戸を開けるやネパール人店主の、ホントはメキシコ人じゃない?というほど明るくサービス精神あふれる出迎えを受け安堵。(笑x2)
カウンター席に座るやいなや水とメニューが出た。
ここは、メインメニューの「ダルバットセット」をオーダー、ドリンクはラッシーで。
すると、店の外で入店しようか考えている人が見え、まだその客が入ってくる前から店内で「アー、来タネー!久シブリ!イラッシャーイ!!」と陽気に声を出してる。(笑x3)
で、その方が入ったら「久シブリネ!元気?!」と声をかけたら、「あの…初めてなんですけど…」とお客さん。(笑x4)
とにかく陽気な店主さんです。
そして登場「ダルバットセット」。
まず、メインの日替わりカレー。
この日は「キーマカレー」でした。
これ、めちゃ美味っ!!
なんか日本人に合う、口にした後、奥に深みを感じる作りになっていました。
そして、「タルカリ」なるもの。
これは、ネパール家庭で日常よく食べる野菜をスパイスで味付けする料理らしい。
見た目の通り、ルー少なめの野菜カレーって感じ。
他に「ダル」という豆のスープ。
「ダルバット」と言うのは「ダル」=豆+「バット」=ご飯で、日本で言えば白飯と味噌汁の付いた定食のような感じみたい。
で、この「ダル」見た目からは想像できないがカレー風味。
全部カレー味です。(笑x5)
でも、どれもすごく辛いわけでない。
もっとも、最初に「辛さは?」と訊かれた時に「普通で」と答えたが。
で、意外だったのは付け合わせの2種。
まず、ライスの右に添えてある「アチャール」。
辛味を増すスパイスソースと思ったら、ネパールの漬物らしい。
魚の身をすりつぶしたものをスパイスに漬けて発酵させた辛味噌といった感じ。
日本にも「あみ」と言う小海老を潰して発酵漬けした食品があるが、あれのネパールの魚版+辛味という趣きでした。
カレーよりこっちのほうが辛味があった。
そしてライス左にある「サグブテコ」。
こちらは日本人に馴染みのある小松菜炒めなのだが、結構辛い!
カレーより、添えもの二品の方が辛かったのは意外だった。
どれも(特にキーマカレーは)美味しくいただきました。
陽気な店主の人柄も含め、また訪問できればと思っております。
ごちそうさまでした!







