WWE SuperShow Summer Tour 前編(2024.7.27@両国国技館) | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

昨日、実に10年ぶりに「WWE」プロレスを観戦!

会場は10年前と同じ両国国技館。

もう、10年も観てなかったか…。

実は、前回の来日時のチケットも購入したが、新型コロナウィルスが猛威を振るっていたので中止となりました。

正直、日本のテレビ放送が終了してからはWWEはちょっと距離が出来てしまった。

しかし、その間に日本人レスラーがどんどん入団し、特に女子レスラーの台頭は、今のWWEに無くてはならない重要な現象となっている。

中止になった前回はアスカとカイリ・セインの「カブキ・ウォリアーズ」の試合もあると言うので、実際WWEのリングでどの位すごいのかこの目で確認したかった。

 

さて、今回は大阪と東京で計3回の興行が行われ、昨日はその最終日。

酷暑の中、入館するだけで長蛇の列を並び、改めてその人気を痛感。

チケットも高騰して、最安価でも5,000円。

もちろんそれを購入したら、西側2階の一番後ろ。

時間になり、WWEの進行役がナレーションを始めるが英語は解からん。

と、思ったら、日本人ナレーターが日本語で案内してくれる。

最初の頃は、日本人が訳すために登場すると大ブーイングだったが、今はそんな事も無い。

で、「最新のWWEの模様をモニターで流すので、ご覧ください!」と言うも、モニターは場内に1カ所しかなく、自分の居た西側や向正面からは見えない…。

こりゃ、ダメだわ。

しかもこの煽りビデオは20分以上あり、自分は暑さから来る体力の消耗で落ちる…。

で、終わったと思ったらネットフリックスのCMが始まり、さすがに客席で大ブーイングが起こる。

無意味な時間は睡眠に充てた。

やっとこさ、第1試合の選手の入場!

第1試合は、ダッグ選手権で王者組フィン・ベイラー&JD・マクドナvsコフィ・キングストン&エグゼビア・ウッズ組だが、王者組にはセコンドとしてドミニク・ミステリオも付き3人で入場。

どうやら王者組がヒールのよう。

案の定、途中でドミニク選手が乱入し反則裁定となり、観客も第1試合から消化不良を感じるや音楽が流れ、ベテラン・マスクマンのレイ・ミステリオが登場!

するとマイクを掴み、王者組とドミニクをそれぞれ指差し「イチ、ニ、サン」と言い、今度は挑戦者組と自分を指差し「イチ、ニ、サン」と言い3vs3で今から再試合を要求。

で、第1試合の延長なのか第2試合なのか微妙な感じで、フィン・ベイラー&JD・マクドナ&ドミニク・ミステリオ対コフィ・キングストン&エグゼビア・ウッズ&レイ・ミステリオのに。

レイとドミニクは実の親子。

ここは親子喧嘩が見ものか?(笑)

最期は正義の父自ら放蕩息子を懲らしめてコフィ・キングストン&エグゼビア・ウッズ&レイ・ミステリオの勝利。

 

続いては、女子世界選手権試合で、王者リヴ・モーガンに日本人レスラーのカイリ・セインが挑戦。

実はWWEはテレビマッチでない限り、ベルトの移動=チャンピオンが変更する事は無いのである。

なので、ここはカイリ選手が日本でどう盛り上げどうやられるかを魅せる事が重要。

その意味では、カイリ選手は上手くやれたと思います!

リブ・モーガンもです。

20年くらい前は、女子はピローファイトとかダンス対決とか、プロレスをやれる女性はほんの数える程だったのに。(しみじみ)

ただ、相変わらずWWEはあっけなくやられて試合が終わるのは変わらない。(笑)

もっともこれは各選手が持つ必殺技を決められたら、それがどんなにしょぼくても、どんなに上手くかけられなくとも負けないといけないというWWEの暗黙のお約束。

ここで、ふと思った。

あれ、当初はアスカ選手とカイリ選手とイヨ・スカイ選手の女性邦人3名が組む試合とかじゃなかった?

 

次の試合では、そのイヨ・スカイが登場。

ビアンカ・ベレア&ジェイド・カーギル&vs.イヨ・スカイ&ダコタ・カイの女子4人タッグ戦。

ここは選手権試合ではないので、イヨ選手が最後を仕留め終了。

あれ?アスカは??と思ったら、なんとアスカ選手はこの日は出場無し。。。

前日、前々日の試合もセコンドだけだったそう…怪我ですかね、超残念。

 

イヨ・スカイのタッグ戦が終了し、場内暗転するやスマホのライトが光り出した。

世界へビー級選手権試合、ダミアン・ブリースト(王者)vsジェイ・ウーソ(挑戦者)で、まずはジェイ・ウーソの登場である。

かつて日本でも馴染みのあるリキシ選手の双子の息子「ウーソズ」の1人。

ジェイ選手は日本でも人気が高いようで、彼のファンと一緒にやるお決まりのアクションを頻発し場内はえらいヒートアップ状態。

釣られてチャンプのダミアンも一緒にやってしまう。(笑)

が、そこで一瞬気を許し握手しに行ったジェイ選手をそこから手玉に取り3カウントを取る。

 

ここまで観て、以前よりもちゃんとしたプロレス技、掛け受けを皆している気がした。

もちろんWWEならではの、エンタメ面は変わらず、スーパースター(WWEでは選手をこう呼ぶ)はプロレスラーとしてまた進化していた印象。

これも日本選手、日本のプロレスが影響しているのだろうか?

メインは中邑真輔ですから、最後まで楽しみ。

 

と、ここで前編終了。

後編はまた次回