劇団☆新感線42周年興行・春公演 いのうえ歌舞伎『神州無頼街』 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

昨日、5年ぶりの芝居観劇へ。

向かったのは池袋にあるお初の箱、東京建物ブリリアホール。

ここは、元豊島公会堂があった場所で新たに立て替えた劇場。

余談だが、豊島公会堂閉鎖の際に一般開放したので行ったことを記したっけ。

目の前には中池袋公園があります。

かつての豊島公会堂から臨む同公園と、現ブリリアホールから臨む同公園画像を。(笑)

さてさて、本題に。

観劇したのは、これまた20年ぶりくらいとなる「劇団☆新感線」!

現在上演中なのは「劇団☆新感線42周年興行・春公演 いのうえ歌舞伎『神州無頼街』」。

今回は新感線の看板の古田新太や高田聖子ら、お気に入りの冠徹弥らは出ず、仮面ライダー俳優の1人福士蒼汰と声優で知られる宮野真守を軸に、高嶋政宏、松雪泰子らが共演。

内容は同劇団のお決まりのロックミュージックに乗せたチャンバラ活劇を、派手なライトや舞台装置、そしてふんだんにギャグを盛り込んだまさにザ・劇団☆新感線の芝居。

福士氏と宮野氏のバディもので高嶋氏扮する悪の親玉一家の企みを阻止することになる、と言ったストーリー。

書くと長くなるので、あらすじはこちらをどうぞ

で、雰囲気は劇中歌「無頼漢」に乗せてダイジェスト映像が次々出てくるので、こちらをご覧いただければと。

 

個人的には、宮野氏がなかなか良かったですわ。

声優の方面から彼の名を知ったのですが、子役からの長い芸歴をお持ちなんですね。

あと、高嶋氏の娘役を演じた清水葉月さんが際立っていた。

失礼ながら今回初めてその名を知った女優さんでした。

意外と、知名度の高い福士氏と高嶋氏はところどころセリフが聞き取れない箇所があったりしたが、やはり今で言うところの「映え」方が違います。

この辺り、舞台とメディア(映画・テレビ)での良し悪しともに共存しているのかも知れません。

また、松雪女史がだんだん夏木マリにも見えてきて、今後老域に入っても素敵な女優さんでいらっしゃるでしょう。

途中、地震が起き一瞬客席がざわつく瞬間がありましたが、一気に疾走する感じは新感線ならではで、20分も休憩をはさみつつもスピード感満載の進行は充分に楽しめました。

 

同公演は5月28日まで、同会場にて上演。

ご興味があればどうぞ。