前スレッドでは日比谷公会堂の催しを記しました。
他にも長きにわたりその役目を終える公会堂が都内にありました。
「豊島公会堂」がそうです。
豊島区は池袋にある小さな公園?と言うより広場か、その先に佇む歴史感漂う建物が「豊島公会堂」です。
訪れたのは3月12日。
この日は「さよなら、豊島公会堂 一般公開中」が行なわれていました。
豊島公会堂は、戦後焦土となった豊島区の復興として実は「第2の丸の内構想」が上がり、その流れで1952年2月23日に豊島公会堂建設案が決議された。
また、区民の寄付金も当時で11,982,980円も集まり、他の付帯設備などの寄付も上がったと言う。
そして、凄いことに同年の11月1日完成へと至るのだった!
(恐るべしスピード!!)
ちなみに最初に使用された演目は11月4日「豊島区婦人の会」だったそうです。
当初は1300~1600人収容のホールを予定していたようですが、現在の定員数は1006人とやや小ぶり。
入口で渡された見学順路案内に従って進むことにする。
まずは2階からということで階段を上がる。
上がりきったところから1階ロビーを臨む。
2階には映写室あがり、古い映写機があった。
隣の部屋にはピンスポット機が。
これらの部屋から見るホール内はこんな感じ。
ちなみに、2階通路から正面に広がる広場を見るとこんなだ。
2階席へ入ってみる。シートもだいぶ古く傷んでいました。
さて、今度は1階へ降ります。
1階客席右側に位置する廊下を進みます。
突き当たりが楽屋口です。
舞台袖上手には控え室があります。
楽屋はと言うと地下にあるのでした。
まずは地下へ降りる階段。
楽屋は広い畳敷きの楽屋が1つドーンとあります。
さあ、下手からいよいよ舞台へ!
と言うところで続きは次回に。(笑)