東京六大学優勝決定早慶戦アゲイン!~だが… | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

昨日行ってました!

10年ぶりの早稲田大学vs慶應義塾大学の六大学優勝決定戦へ。

…って、これ10年前に行った東京六大学野球優勝決定戦となった早慶戦へ行った際の稚ブログの冒頭と同じ。(笑)

そして東京六大学野球の早慶戦自体も10年ぶり!

まさかこのコロナ禍で早慶戦、それも優勝決定戦を観るとは予想だにしなかった。

もう、ほんの半歩の差での両チームの状況。

本当はね、一昨日の早稲田早川vs慶応木澤の両エースの投げ合いを観たかったが、あいにく仕事…。

それでも「優勝決定戦」となったこの試合、そして両校監督とも早川、木澤を投げさせると断言したので胸はずませチャリでいざ神宮!

今回は珍しくバックネット裏のような位置で観戦。

取ったチケットが1塁側だったし、前回六大学野球観戦時に超ムカつくアンチ早稲田の糞爺の腹いせに早稲田を応援。(木澤君がヤクルト来るから慶応も応援したいけど)

まだまだ予断を許さない新型コロナウィルス禍で、上限制限付き有観客試合ながらも満席のように思えるスタンド!

しかし早慶戦のお約束演出の大看板オブジェは無い…。

(この日の主催者発表では12000人入場だった。)

 

さ、いよいよプレイボール!

最終ゲームのスターティングメンバ―。

先発投手が早稲田が今西投手、対する慶應義塾が森田投手。

初回はともにランナーを2塁まで出すも切り抜ける。

初っ端からワクワクする展開!

そして早慶戦は1球1球の観客リアクションが大きい!

やっぱり、他の学生野球とは違う。

動きは序盤3回に。

まず3回表に早大瀧澤選手の適時打でまず早稲田が1点先取するが、その裏慶応は渡部選手がセーフティバントで出塁し2盗すると次の廣瀬選手のレフト前ヒットの際、左翼を守った瀧澤選手のボール処理ミスで渡部クンが3塁からホームに突っ込み生還し同点に。

これで1-1。

次なる動きは4回裏慶応攻撃時で、慶應大キャプテン瀬戸西選手の適時打で2-1と慶応リード。

投手はと言うと、この日は両軍とも継投試合に。

早稲田が先発今西から始まり西垣~山下~徳山と繋げば、慶応は森田~小林綾~長谷川~長谷部~増位~関根、と、もう目まぐるしい展開。

 

そして!回は終盤の8回に。

ここで、慶応はマウンドへ木澤クンを送り込む!

1球ごとに吠えながら投げるのがいいね!(笑)

140キロ台後半の速球をバンバン投げ込む。

3人で切って取る。(しかも2人は1球で仕留めた!!)

8回裏になり早稲田もここで負けじと早川クンを投入かと思ったら柴田クンがマウンドに上がる。

柴田投手も木澤に対抗するように吠えて投げていた。

しかし、2死1、3塁となると、ここで早川投手がマウンドに登場!

打席には途中から出場の水久保選手を迎えると、こちらも140kg台後半の速球を投げ込む。

しかし、その速球をレフト方向へ思い切り引っ張る…

スタンドに入る勢いかと思ったが、手前で落ち、瀧澤選手がフェンスに激突する走守で3アウト!

そしていよいよラスト9回に。

ちなみにコロナ禍による特別ルールで、延長戦は無い。

木澤投手が優勝まであとアウト1つまでこぎ着ける。

早稲田のラストバッターとなる7番1年生の熊田クンが打席に入る。

すると、レフト前への流し打ちで出塁!

誰もがラストバッターと内心思ったろう、でも、出塁。

次なる打者は、前日木澤投手に土を付けるホームランを放った選手である蛭間クンだ!

昨日のリベンジを果たすか、それとも蛭間がラストバッターとならない意地を見せるか?

これは、最大の見ものがラストに来たーーーーーーっ!!!

っと思ったら…、あれ?あれ??慶応堀井監督が出てきて、唯一残っていた投手の生井にピッチャー交代を告げる。。。

ん~、どお言う事?!

ひょっとして、昨日打たれたので、また今日も打たれるとエースとしてのポジションと言うか見え方…つまり木澤君の最後に傷が付かないための親御心…か?

そして、蛭間vs今井。

ここでまた1本出れば延長無き9回の土壇場で逆点することになるが、さあ!如何に?!

その初球だった。

ど真ん中にボールが行った。

蛭間は迷いなく振り切る。

するとボールは面白いように、センター方向バックスクリーンに向かって一直線に飛んでいく。

センター渡部がフェンスに密着するところまでも追うが、ボールはin theバックスクリーン!!!!

すげぇ!!2試合連続で逆転2ラン!!!

早稲田側の歓喜と言ったら、尋常じゃない!

こうなると、最後、9回裏を早川投手が〆られるかが見ものに。

まず代打古川を打ち取り、2人目の代打嶋田が出塁→代走田口に。

ここで一発出れば今度こそサヨナラ逆転優勝となる慶大。

続いても代打で植田選手がバッターボックスに。

しかし内野フライに倒れ2アウト。

まだ続く代打攻勢で藤元君が打席に。

1‐2と追い込むと低めの変化球で三振に取り、早稲田大学が令和2年の秋季大会を最終ゲームで優勝と飾った!

 

10季ぶり46回目の優勝!おめでとうございます!!

勝利監督インタビューの元千葉ロッテ小宮山監督。

「長い事、野球でメシを食ってきたけど、今日の試合が一番感動した」との第一声。

恩師で故人の石井連蔵が殿堂入りした年に優勝出来て…とインタビュアーが持ちかけると目頭を押さえ溢れる涙を抑えきれず男泣き。

 

早川投手について問われるときっぱり「早川と心中するつもりでした」と。

多分ここだよね。

慶大堀井監督はそれをしなかった。

この差は大きい。

続いて蛭間選手について尋ねると、打席に向かう際「どの球に絞って行くんだ?」と確認したら「“外、真っ直ぐ待ちます”と言ったのに(初球の)変化球にあれだけ反応して、蛭間の凄さを目の当たりした」とコメントし場内爆笑。

 

いやぁ、面白いゲームで、早大優勝、小宮山監督のインタビューと、前述の五月蠅かった迷惑糞ジジイに「ざまぁみろ!!」と言ってやりたい…と思っていたが、今回もまたやっかいなのが、隣に座りやがった…。

今はコロナの影響で観客は大声を出さずに皆応援してるのだが、ヤジばかり飛ばす爺が座った。

しかも、長距離砲fでない選手に「ホームラン打て!」とか「慶応負けろ!」とか次元が低い。

前に座っていたご婦人にマスク外した状態で話しかけたり、自分の席を離れ気に入った学生のところへ行っては剥き出しの菓子をあげたり…。

挙句、早稲田が優勝した瞬間に通路まで出て慶應義塾を応援している観客も多いバックネット裏に向かって「堀井、出て来い!」と連呼。

さらに「慶応が弱いのは戦争中にお前らが逃げたからだぞ、わかってるのか!!」みたいな全く意味不明な雑言を得意げになって大声でわめく。。。

ホント、アホだわ。

やっぱり今回も頭来たんで晒したる!

この迷惑糞ジジイ2号め!死ね!!

(「意見には個人差があります」←NHK生さだ風。笑)