今朝イチのネットでびっくりした。
あの“ザ・デストロイヤー”が鬼籍に入られたそうだ…。
日本では力道山の時代から来日しており、ヒールのポジションから日本選手の味方にまでなり、プロレスだけでなくバラエティ番組「金曜10時 うわさのチャンネル」“ゴッド姐ちゃん”のコーナーにレギュラー出演し和田アキ子らとコントを披露するほどの親日家だった。
先日当ブログでも紹介したアブドーラ・ザ・ブッチャー引退式には身体の不自由よりメッセージが届いたのを見たばかりなのに。
思えば私は、彼のファイトを生で観たことはなかった。
唯一、生で見たのはまさに10年前の「ジャイアント馬場引退試合」だった。
“試合”と言うものの既に他界したジャイアント馬場選手。
追悼セレモニーを敢えて“試合”という形にしたもので、それは馬場のかつての好敵手“ブルーノ・サンマルチノ”と“ジーン・キニスキー”組に対してジャイアント馬場の最後のタッグパートナーとして登場したのがこのザ・デストロイヤーだった。
当時のVTRがあります。
この“試合”の参加者はみな故人となってしまいました…。
途中で映る三沢光晴も馬場元子も…。
最後に、馬場さんの愛用した試合ブーツを手に取り、高々と上げたシーンは今なおこの目に焼き付いています。
ミスター“ザ・デストロイヤー”日本のプロレスを盛り上げてくださってありがとうございました!
R.I.P。
昨日も昨日で驚いた。
新日本プロレスの重鎮でもある“獣神サンダーライガー”選手がついに引退を発表。
来年の恒例のお正月東京ドーム興行で引退試合を行なう。
新日本プロレスは、1980年代に希代の天才“タイガーマスク”が登場してから、キレのある空中戦+格闘技要素を持ったジュニアヘビー級のプロレスラーを擁していないと許されないほどの期待を背負うも彼ほどの天才的なアプローチはそうそう出来ず、ファンも会社もある種の虚無感とも言える状況続く中、ライガーの出現によって再び新日本のジュニアヘビー級に対してプロレスファンの目を釘付けにする事に成功した。
リング上のファイトだけでなく、華やかさや頭の回転の早さと的を射た饒舌トークも武器にその後新日本プロレスのみならず全世界のプロレス軽量級を盛り上げる存在にすらなった。
昨年久々に新日本を観戦したが、やはりライガーの華と役割をしっかり全うする試合運びは職人的であったし、少しでも長く活躍して欲しいと願ったばかりだったのだが…。
来年の正月は久々の東京ドーム観戦になりそうだな。
で、その数日前は金本浩二がDVで現行犯逮捕のニュースが…。
金本も前述のライガー選手と新日本プロレスの新たなジュニアヘビー級時代を盛り上げた2番手と言っていいだろう。
3代目タイガーマスクとして登場していた時期もあるが、やはり金本は金本がよかった。
ジュニア級にはあまりいない喧嘩屋のようなファイトスタイルとアプローチが魅力だったが、まさかそれを20代の嫁にするとは。。。
残念です!