明治維新150年記念 第49回 明治神宮野球大会(2018.11.10 大会2日目~高校編) | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

今年は高校野球100回記念年で、夏は盛り上がりました。

本来ならそんな節目を甲子園で観戦したくも、貧乏暇無し爺には所詮叶わぬ夢…。

秋になってもその余韻を引きずり、過日も秋季東京都大会観戦した

そして、“秋の甲子園大会”との言える「明治神宮野球大会」は今年明治維新150年記念イヤーを冠付けての開催。

当然、高校の部に重きを置いて観戦する気まんまん。(笑)

そんな時に野球好きの知人より、「11月10日(土)の第1試合へ行くぞ!」と連絡が。

発表になったばかりの対戦カードを見たら、なんと!星稜高校(石川県)vs広陵高校(広島県)という、まさに甲子園級のカードじゃないですか!!

前夜の夜勤明けながらも普段なら死んでも起きない(?)時間に起き神宮球場へ向かった。

 

 

いやぁ、改めて目前のボードに両校の名前があるなんて感激の限り。

学生野球に詳しい知人は「この星稜の奥川ってのが1年からエースでさぁ」と早速情報が。

そしてこの試合、まさに“THE奥川投手ショー”となるのであった。

180cm以上あるだろう長身から投げる高速ストレートは威力大。

さらにスライダーの切れがかなり良いそうだ。

見た目からしてなんか大阪桐蔭時代の藤波投手(現阪神タイガース)を思い起こさせる感じ。

対する広陵は石原投手。

こちらも球威のあるピッチングをしています。

試合が動いたのは4回の星陵攻撃時。

この日のワンマンスターとなる5番ピッチャー奥川君の3ベースヒットを皮切りにまずは1点先制。

すると、続く福本君以下打者が続き猛攻が続く。

気が付きゃ、4-0までに。

たまらず、広陵は投手交代。

2番手は河野投手。

踏ん張れるか?

しかしながら打者一巡で、この回で7-0に!

その後、5回、6回とどちらも無得点で進むが、7回に星稜高校がさらに2点を挙げ完封コールドゲームに。。。

いやぁ、そりゃ名門星稜だけどさ、相手も広陵高校だぜ。

すげぇもん観たって感じですわ。

星陵の奥川君、7回までで11奪三振、現在2年生なので来年の甲子園が楽しみ!

そして、昨夜(11日)のことだが一緒に行った知人から電話で、「奥川、あいつフォーク投げてたんだって!」と。

どうやら夏の甲子園後にアンダー18で一緒になった選手にフォークの投げ方教わって、この試合で試投したらこの結果!

恐るべし…。

 

 

続いて第2試合。

神奈川県の強豪である桐蔭学園と九州の筑陽学園の対戦。

桐蔭学園は神奈川の5本の指に入るであろう名門。

今年限りで退団したジャイアンツの高橋由伸や、ベイスターズに行った加賀美希昇らを輩出。

対する筑陽学園はと言うと、申し訳ないが存じ上げない。

しかしながら、なんとあの長野久義選手(読売ジャイアンツ)がここを巣立ったそうで。

それなりに力のある高校なのかな?と思いつつ観戦し始めたのだが、これがまさかの展開に!!

先発ピッチャーは、桐蔭が伊禮投手。

筑陽は西投手。

ゲームは2回裏筑陽学園の攻撃に動きが出た。

6番福岡選手が3塁まで進むと、スクイズで1点先制し、その後も3番弥冨、4番江原の連続タイムリーで一気に4点を挙げる。

その後も筑陽は、3回に3点、4回に1点と追加点を入れて行く。

意地を見せたい名門桐蔭は5回表に代打神田君がタイムリーで1点を返す。

しかしながら桐蔭の反撃もここまで。

筑陽はさらに6回に福岡選手のソロホームランまで飛び出す始末。

結局10-1で筑陽があの桐蔭学園をコールドで負かしてしまった!

いや、まさかの展開!!

筑陽学園、これを機に記憶に留めます。

 

 

それにしても、広陵と桐蔭は悔しいでしょうね。

ともに甲子園の顔とも言える名門校ですから。

そしてこの明治神宮大会高校の部は明日決勝戦です。

 

 

 

10日は、この後に1試合だけ大学の部も観戦したのですが、長くなったのでまたの機会に。