今朝、パソコンを付けて驚いた。
あの伝説のボクサー、モハメド・アリが亡くなったニュースだった。
モハメド・アリは、ヒーローであり、ヒールであり、時代を象徴するスターであった。
リングの中で対峙する相手だけでなく、リング外では黒人差別やベトナム戦争とも闘っていた。
「蝶のように舞い、蜂のように刺す」という名文句を生み出すほど、腕力のみならず口撃力もあり、対戦相手を挑発しまくっていた。
今のトランプ大統領候補みたいな感じ。(笑)
アリの現役時代に関しては、どうしても日本人としてはプロレスラー“アントニオ猪木”と異種格闘技世界一決定戦を行なったあの試合になってしまう。
当時はルールにがんじがらめになった中で闘った模様は、「世紀の凡戦」だの「世界に恥晒す」だのと酷評されまくりだった。
しかし、時が経ち今では、その舞台裏も公表され評価が高まっており、この試合が行なわれた6月26日は今年から「世界格闘技の日」に制定されたばかり。
そう、この試合が行なわれたのは今から40年前の今月のことだった。
当稚ブログでも2度触れたことがある。
●2011.6.26
●2014.6.26
上掲画像のDVDを改めて観たが、アリのスター性を痛感する。
アリを実際に見たことが一度だけある。
1998年に行なわれたアントニオ猪木引退試合興行だ。
パーキンソン病で不自由な身体を押して、リング上で花束を猪木に渡した。
実物のモハメド・アリ氏を見れたのは今となっては誇らしく思えます。
Rest in Peace.