ソリューションのおぼえがき -146ページ目

ソリューションのおぼえがき

中小企業を応援するために、経営者と共に元気に戦っています!


正解なき、組織や事業の課題を発見し、
向き合って、ソリューションを提案しつづけるための「覚書」。

 

キャリア構築理論とは、M,L,サヴィカス氏が自身の30 年にわたる実践経験をまとめたものを理論として体系化したものです。

 

キャリア構築理論を考える上で「職業的パーソナリティ」、「キャリア適合性」、「ライフテーマ」の3つの重要概念を理解しておく必要があります。

職業的パーソナリティは、「個人のキャリアに関連する能力、ニーズ、価値観、関心」と定義します。

キャリア適合性は「現在あるいは直近の職業的発達課題、職業的移行、個人的トラウマなどに対処するための個人のレディネスおよびリソース」と定義します。

ライフテーマは、職業生活のもっとも主観的な部分に関わるものであり人々の職業行動に意味を与え、なぜその仕事で働くのかを明確にする価値を表します。

 

キャリア構築理論はサヴィカスが唱えた理論であり、パーソンズからホランドに至る特性因子理論、スーパーのキャリア発達理論などを統合・発展・展開した21 世紀のキャリア理論と位置づけられています。

 

特にグローバル化が進む変化の激しいキャリア環境に適合するように、キャリア発達理論に、構成主義、構築主義、文脈主義などの考え方を取り入れ、意味や解釈、物語といった概念を重視しることが特徴です。

 

現在、職業や仕事の側に外的・客観的な意味を求めても、それが適切に与えられない場合が多くなってきています。そのため、自らの人生を一連のストーリーとして解釈し、自分の中に内的に意味や価値を認め、そこに安定性を見出す必要があると考えました。したがって、キャリア構築理論は、最も端的には、職業行動に「意味」を持たせることでキャリアを作り上げると主張しました。

 

丹後100kmウルトラマラソン 孤軍奮闘記の続きです。

 

なんと!80キロ走って(歩いて)きてしまいました。

30キロで心が折れてから、約50キロも走っているのです。

 

後から考えると自分を誉めてあげたいのですが、その時はまったくそんな状況にはありません。

「あと、20キロ・・・どうしよう」

 

20キロは知らない距離ではありません。

元気で普段なら90分前後で走れるところ、今はその倍以上かかるのです。

 

「果てしない・・・」

 

しかし、第4関門が約85キロにある。そこが最終関門になる。

よし、「まずは85キロだ」目標を切り替えます。

 

いくら数々の峠を越えられたからといって、この行程にも少しの上り下りが続きます。

本当に平坦と呼べる道がない・・・。少しの上りでも足が止まります。

 

本当に情けなくなってきます。脳が反応して身体を動かそうとする。

 

一生懸命に足を動かせって指令するのだけれど、一方で脳がやめとけって止めにかかる・・・。

これの繰り返しです。

 

ただ一つの希望は「ゴールが経験のある距離にあるということ」それだけです。苦痛もこの時間さえ耐えれば開放される。

目的を達成して開放されるのか?それとも自ら諦めて解放するのか?

これは自分にしかわかりません。

 

まだ、ほんの少しだけ諦めない心がありました。心が折れきっていなかったでした。。。

 

「もうここまできたら、時間オーバーは仕方なし。とにかく足を前に進めるだけ」

 

休憩所についても頭からの水かぶりと水分を補給しながら、スクワットしたら、すぐにスタート。前進前進!!1、2-いっちにー!

 

そして、30分近く進んでいると・・・最終関門に到着します。いろいろ食べ物もあるのですが、そんな精神的余裕も肉体的余裕もありません。

(不思議なことに、ボランティアの方とは話していたのですが・・・苦笑)

時計を見てみると1550くらいだったかと思います。

 

ギリギリだけど・・・行ける!

このあたりになると周囲の方にも完歩が見えてきたようで、モチベーションが上がっている感じがしました。

 

ラスト15キロ!絶対に完歩するぞ!!!

 

 

人生の転機とはいったいどういったものでしょうか?様々な人生においての転機が私たちにはありますが、「トランジション」についての研究者の考え方について整理してみます。

 

トランジション(transition)=転機や過渡期、移行や節目のこと。例えば:進学、就職、人事異動、転勤(海外含む)、昇進、転職、失業、退職、結婚、離婚、本人や家族の病気などのライフイベントが考えられます。

 

■3ステップモデル

W,ブリッジス氏は、トランジションを「ある状態が終わり、別の状態が始まるまでの移行の過程」と考えました。

人は、次の「開始」にばかり目を奪われて、何が終わったのかという「終焉」を意識せずにいるものです。大きな転機であればあるほど、途方にくれたり、虚しい気分になったりといった「中立圏」を経験し、そこから徐々に「新たなはじまり」に向けて気持ちを統合していくと考えました。

 

■ニコルソン:トランジション4サイクルモデル

N,ニコルソン氏は、転機を4つのサイクルがグルグル回っていると考えました。

 

第一段階・・・準備:新しい世界に入る準備段階、例えば昇任しての心構え

第二段階・・・遭遇:実際にその職場など新たな役職で現実の状況に直面

第三段階・・・適応:徐々に仕事、人間関係などの状況に溶け込み、役職にも順応

第四段階・・・安定化:役職にもなれ、落ち着いていく段階

 

■4Sモデル

N,K,シュロスバーグ氏は、3種類の転機があると言っています。

①予測していた転機:結婚、定年など

②予測していなかった転機:会社倒産による失業、不慮の事故や災害にあうなど

③予測していたものが起こらなかった転機:昇進試験に不合格、昇任しなかったなど

 

様々な転機が人には望む・望まないに関わらず訪れます。その際にシュロスバーグは転機を乗り越えるためには4つの資源、リソースを点検することが大事だと考えました。

 

・状態(Situation):そのような状況が起きた原因は何か?

・自己(Self):自分はどのようにその変化に対処しているのか?

・支援(Support):その転機への対処にどのような資源が活用できるのか?

・戦略(Strategy):状況を変える戦略を具体的にどう実行しているのか?

 

この4つのSを強化することで転機を克服することができて、キャリア・デベロップメントにつながると考えました。

 

多くの人は「自己」の状態で止まり、思い悩みます。その結果、「支援」を求めるために相談に向かう人もいれば立ち止まってしまう人もいます。その次のステップに進んで欲しいのですが、ここでは資源に対する認知の問題になってしまいます。

 

■キャリアアンカーモデル、キャリアサバイバル

E,H,シャイン氏は、その人が仕事をする上で、捨てることができないもの、大事だと考えているものをキャリアアンカーと考え、個人が自分のやりたいことを見出すために、キャリアにおける選択を迫られたとき、個人のキャリア選択の指針やキャリア選択を方向づけるように機能する錨のようなものであると定義しました。

 

キャリアサバイバルとは、上司、同僚、顧客といった、自分を取り巻くネットワークが自分に何を期待して、要求しようとしているかを正確に見極め、どうすれば適応できるのかを戦略的にプランニングすることと定義しました。

 

■計画された偶発性(planned happenstance)

J,D,クランボルツ氏は、人のキャリアはほとんどが「偶然」で決まるのだと考えました。

そして、自分のキャリアを厳密に決定しようとするよりも、個人の好奇心や柔軟性を活かして、様々な活動を通して学び、チャンスをキャリアにつなげようとする態度が現代社会により適合するモデルだと考えました。

そして、行動の特性として好奇心、持続性、楽観性、柔軟性、冒険心が大切であると提示しました。

 

自転車で事務所へ向かう最中に銀杏並木を通ります。
まだ、黄色にはなっていないんですが、銀杏の熟した実がポロポロと落ちています。

いよいよ秋になりますね。

ちなみにイチョウもギンナンも漢字では銀杏と書くのでしょうか?^_^

丹後100kmウルトラマラソン 孤軍奮闘記の続きです。

 

碇高原に到着!!!!!!!!!!!!!

 

ここは第3関門にあたります。

完全に心が折れていたので、イスに座り込んでしまいました。

(レースという意識はゼロです。最後までというより、「これから、どうするねん!」と自分自身と自問自答していました)

 

ここの休憩所はやはり、みなさんとんでもない状況で来られるみたいで、ところどころでへたり込んでいる方や、休むぞとスイッチを入れなおしている方など、様々です。

私も声をかけられました。「上りきれましたね。おめでとうございます!」

 

そういうことか・・・。そもそも上りきること自体が自分の限界に超えること、「ここの目的があったのかもしれない」とその時思いました。

なぜなら、スタート前に何人かで来ていた方が「前回は高原上りきれなかったんですよね・・・」みたいなことを言っていたからです。

 

何回も出ている人でも上りきれない坂って、いったい何やねん!と思いたいところですが、自分の限界と考えると納得できました。

 

私はここの休憩所で、着替えを用意しています。これがいい気分転換になりました。

靴下も代えを用意していたのですが、足がどうなっているかわからなかったので、あきらめました。

(終わってから、靴を脱ぐと、足はパンパンになって、血豆が3つと爪が1枚はがれていました)

 

こういう大会に出ると本当に皆さんの親切心に感動するのですが、このときも着替えと用意していたエアーサロンパスが使い古しだったことがわかり、イスに座りながらスプレーしているとすぐに切れてしまいました。

あちゃー・・・と思っていると大会に参加されている海外の方から「サロンパスどうぞ」と貸していただけることに。本当に涙涙です。

 

あと、携帯を見てみるとメールがいくつか入っていて、応援のメールもありました。これに返信することで自分自身の逃げ道をふさぎました。

 

ここでおそらく10分近くロスしたかと思います。そろそろ出ないといけません。

 

さあ、下りだ!いくぞ!

 

 

 

 

あれっ、足が前に出ない・・・。坂を下りながら足動かすと「これは折れるかも」というくらいの激痛に襲われます。

 

早く行かなくてはならない。上りであれだけ時間を消費したのに、ここで挽回せねば。。。しかし、激痛が。どうする???

 

歩幅を狭めて、歩くより少し早いスピードで、絶対に歩かないと心に決めて、山下りを実行していきます。

 

余裕あるのかないのか、どんどん追い抜かされていきます。みんなすごいスピードです。

抜かれるのを横目で見ながら、「落ち着け・・・」と心に何度つぶやいたか・・・

 

やはり、下りの途中でも、ギブアップ気味でへたり込んでいる人もいます。

ここをしのげば、あと20キロ・・・。ここをしのげば、あと20キロ。

 

上りとは違うタイプの「我慢」を覚えることができました。しかし、かなりに人に追い抜かれました。

 

激痛に耐えながら、決して歩かず、スピードを落としながらも前進を続けた結果・・・。

少し視界が広がってきました。旧道に入ったのです。

 

「ふもとに着いたのか???」

 

続く