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ソリューションのおぼえがき

中小企業を応援するために、経営者と共に元気に戦っています!


正解なき、組織や事業の課題を発見し、
向き合って、ソリューションを提案しつづけるための「覚書」。

ハーシー博士とブランチャード博士によるSL(リーダーシップ状況適応理論)をまとめます。

 

フォロワー(従業員メンバー)の能力×フォロワーの意欲によって、リーダー(社長・マネジャー)は採用するリーダーシップを変えてみることが有効であるとされる考え方です。

 

①フォロワーの能力が低く、意欲も低い組織

未成熟な組織なので、指示的リーダーシップを採用します。

 

②フォロワーの能力が低いが、意欲は高い組織

フォロワーができるようになることが増え、自信も得られる状況です。そこで指示を与えながらも理由を伝えることで、説得的リーダーシップを採用します。

 

③フォロワーの能力が高いが、意欲は低い組織

やや成熟度は高くなってきたものの、フォロワーの不安がみられる時期なので、参加的リーダシップを採用します。

 

④フォロワーの能力が高く、意欲も高い組織

フォロワーの成熟度が高くなってきた状況なので、権限委譲により任せてしまいます。委任的リーダーシップを採用します。

しかしながら、中小企業は経営の核の部分まで権限委譲はできませんので、このリーダーシップを採用することは珍しいでしょう。

 

これらには組織の成熟度により段階があるということも理解しておきたいです。

アメリカの経営学者ジェームズ・C・コリンズ氏が「ビジョナリー・カンパニー」で企業の凋落5段階について述べています。


第1段階:成功体験から生まれた危機感のなさ

第2段階:規律なき規模の追求

第3段階:リスクと危うさの否定

第4段階:救世主にすがる

第5段階:企業の存在価値の消滅


これをベンチャー企業の趨勢に置き換えてみます。


第1段階…個人事業や前職、小規模商売で儲かった!時代の流れに乗った!


第2段階…儲ければ良いや!急いで出店しよう!同業を買収しよう!新規事業をやってみよう!資金使途もないのに借入しよう!ベンチャーキャピタルから出資を仰ごう!


第3段階…前は儲かっていたので景気が戻れば大丈夫!本業が儲かっているから!あの人を信じる!


第4段階…怪しいブローカーから紹介されると銀行借入できる!学歴が良いから、人脈がありそうだから助けてくれる!あの金融機関は助けてくれる!大手企業との契約があと少しで決まる!       


第5段階…リスケ⇒信用不安⇒民事再生・倒産



ってな感じらしいです。


一般企業に置き換えてみます。


第1段階…自社商品は他社商品より優れていると思いこむ。


第2段階…売上高しか興味がいかない。


第3段階…顧客・マーケット・技術の変化を見ようとしない。


第4段階…誰かが良案・差別化を思いつくと期待している。


第5段階…クライアント・カスタマが離れていく。

皆様の会社ではどうなっていますでしょうか?


やはり、企業は持続的に存在することのために、危機感や変わることを恐れてはいけないのでしょう。


そこで働く人も、会社に属することだけではなく、社会に属しているのだということを意識してほしいものです。

今年は中小企業の戦い方について、自分なりにもっと整理しておぼえがきを作っておこうと思います。

 

昔、学んだテキストや書き記したノートをつらつらまとめることも大切かもと思い、これから不定期で記していきます。

 

まずはそれぞれの経営課題の分野での方向性について・・・

 

中小企業の組織

「やる気と能力のある人たちが、円滑なシステムの中で、自立して、正しい方向へ持続的に、業務を行えている組織であるか」

 

中小企業の販売

「商品・流通・値段・販促などを明らかにして、正しい方向へ向いて、個性とITを駆使して、PDCA回しながら販売しているか」

 

中小企業のモノづくり

「値ごろで品質の良い製品を納期どおりに、混乱なく効率的に作って、販売しているか」

 

一度整理してみました。

組織学習を学ぶことで、部活やサークル、企業における組織などでの全体の学習成果が上がります。

 

「学習する組織(ラーニング・オーガニゼーション)」という考えは、ピーター・センゲ博士が世に広めた理論となっています。
概要としては、複雑性や変化が加速する世界において、組織はどのように適応しているかを研究した内容となっています。


センゲは「学習する組織」には5つの基本的な構成要素があると提唱しています。

①システム思考
②自己マスタリー
③メンタルモデル
④共有されたビジョン
⑤チーム学習

 

これらの構成要素は、単独でバラバラに使い、成熟させていてもその効果は限定的となってしまいます。

行動原則として、実践していくことによって体得できるスキルとして取り組んでいくことが「学習する組織」において、もっとも大事なこととなります。

 

①システム思考

物事の相互関係を全体から明らかにして、効果的に変えるための方法論です。

センゲのアプローチの中核をなす考え方です。

 

センゲの組織研究のアプローチの特徴でもありますが、組織を『独自の行動様式と学習パターンを持つ一個の生きた存在』と捉えるシステムアプローチとなっています。
センゲは、問題を頻発させたり成長を抑制したりする反復性のパターンをマネージャーが見抜くのに役立つ「システムの原型」の考え方を提唱しています。

システム原型や様々なシミュレーションなどといったツールや技法を用いることで、いかにシステムを効果的に変化させていくかが重要となります。

 

②自己マスタリー

仕事だけではなく、人生全体を豊かにするために自分自身を高めることです。

 

現代のマネージャーは誰でも個人のスキルや強みを開発することの大切さを認識していますが、センゲはこの考えからさらに一歩踏み込んで、学習する組織における個人の心の成長の重要性を強調しています。
真に心が成長すれば、現実をよりはっきりと認識するようになれ、心の成長が現実をさらにハッキリと見据えることを伝達します。

センゲは、「学習する組織」とは「自分が大切だと思うことを達成できるように自分を変える」ことにより「自分の未来を創造する能力を絶えず充実させている人々の集団」であると言っています。

 

③メンタルモデル

パラダイムとよく似た考え方で、自分たちの世界を自分はどのように理解しているのかということです。

 

システムアプローチの次なる要素としてセンゲが強調しているのは、メンタルモデルとなります。
これは、マネージャーたちに組織の価値観や理念を裏で支えるメンタルモデルを構築することを要求しています。
センゲは、組織レベルで培われてきた既成の思考パターンの影響力の大きさに注意をうながし、これらのパターンの性質を検証するオープンな仕組みづくりが必要だと説いています。
私たちが心の内に抱くイメージについて、継続的に内省し、話し、再考することによって、人々は、行動や意思決定において自ら手綱を握る能力を高めることができるようになります。

 

④共有されたビジョン

目的を共有することで学習する焦点がはっきりとし、目指すエネルギーが発揮されます。

 

真の創造性やイノベーションは集団の創造性に基づくという考えになります。
また、集団で共有するビジョンはメンバー個人のビジョンの上に構築されるものとなります。
メンバーが集団のビジョンを自分と切り離すことなく考え始めたときにビジョンの共有が起こるという考え方です。
人々は、集団や組織としてのコミットメントの感覚を育成することを学びます。

 

⑤チーム学習

チームの能力の方向性をそろえて、伸ばしていくことです。

 

効果的なチーム学習のためには、「ダイアローグ」と「ディスカッション」という2つの異なる対話方法をうまく使い分けることが必要となります。
ダイアローグ=意見交換は問題点をどんどん探し出すことであり、可能性を広げるものと考えられます。
一方、ディスカッションは将来の意思決定のために最善の選択肢を絞り込む作業となります。

これらの2つのプロセスは相互補完的となっていますが、別々のものとして考えなければなりません。

しかし、この2つのプロセスを意識して使い分けられる組織は多くありません。

 

言葉にすると概念的で分かりにくいかと思いますが、強いチームにおいてはこれらのことを自然に実行していて、PDCAを回している印象があります。

2020年を迎えました。

 

今年は東京オリンピックがいよいよ開催される年ですね。

 

スポーツイベントがあると、なぜかそわそわしてしまう私です。

 

ウキウキとも違うんですよね。

 

ただ、悪い感じでもないので、今年も楽しく元気で、健康にいられたら。

 

あっ、「ワクワク」な感じがしっくりきました。

 

 

今年もよろしくお願い申し上げます。