2025年
関西万博うまくいくかなー???
開会までに間に合うのかなー
そんなことを考えながらも、今年も自分のやるべきことをコツコツと・・・
頑張ります。
今年もよろしくお願いいたします。
2025年
関西万博うまくいくかなー???
開会までに間に合うのかなー
そんなことを考えながらも、今年も自分のやるべきことをコツコツと・・・
頑張ります。
今年もよろしくお願いいたします。
1980代後半に考えられた比較的新しいモデルで、ロンドン・ビジネス・スクールのN・ニコルソン博士は転機を、4つのサイクルを回りながら螺旋的に上昇していくと考えました。
第一段階
準備:新しい世界に入る準備段階、例えば昇任しての心構え
↓
第二段階
遭遇:実際にその職場など新たな役職で現実の状況に直面
↓
第三段階
適応:徐々に仕事、人間関係などの状況に溶け込み、役職にも順応
↓
第四段階
安定化:役職にもなれ、落ち着いていく段階
↓そして・・・
第一段階
準備:新しい世界に入る準備段階 ステージが変わる
トランジションの考え方をさらにキャリアに密接した考え方に整理したものとしてとらえるとよいでしょう。
N・K・シュロスバーグ氏が考える「トランジション」とは、一言で言えば人生や人間関係などの転機です。
転機にはイベント型とノンイベント型の2つがあります。
イベント型とは、予期した通りまたは予期せずに起こったものです。
一方、ノンイベント型は、予期していたことが起こらないことを指します。
このように分類した上で、今自分が直面している転機がどのタイプなのか、その変化が何をもたらしているかを客観的に把握することが大切だと考えました。
また、転機に対しての対処方法として、状況(Situation)、自己(Self)、支援(Support)、戦略(Strategies)の4Sを点検するとよいと考えました。
Situation(状況)
自分にとってその転機がどんなもので、どんな意味を持つのかを評価します。転機の原因や予測可能性、一時的なものか永続的なものか、過去に同様の経験があるか、ストレスを感じているかなど、明確にしていきます。
↓
Self(自己)
自分の特性や価値観を理解します。今の仕事の重要性、仕事とプライベートのバランス、変化に対する対応力や自己効力感などを確かめます。
↓
Support (支援)
転機を乗り越えるために周囲からどのようなサポートを期待できるかを把握します。家族や友人からの援助、重要な情報を提供してくれる人物の存在、経済的・物理的な支援などを検討します。
↓
Strategies(戦略)
転機を乗り越えるために、現在取り組んでいる対応や今後の有効な手段を考えます。新たなトレーニングを受けることやストレス解消を図ることなどを把握します。
これら「4つのS」を明確にすることで、その後の具体的な行動につなげることを提唱しました。
レヴィンソンのトランジション理論
アメリカの心理学者であるD・J・レヴィンソン博士の考えた「トランジション」とは、ライフステージの変化において曖昧な過渡期のことです。
人間のライフステージを約25年の周期で捉え、その合間にはどの季節に属するのか「曖昧な5年間のトランジション」が3回存在すると主張しました。
・成人への過渡期(17-22歳)
最初の移行期は、17歳から22歳にかけてです。親に保護される乳児期や児童期を経て成年期に差しかかかったこの時期になると人間は経済的にも精神的にも自立することが可能になってきます。この時期は身体的・生理的にも大きな変化を伴うことから、精神的に不安定になりがちです。
↓
・人生半ばの過渡期(40-45歳)
40代を超えると、人間は徐々に自分のキャリアや人生の終焉を意識するようになります。そして半ばを超えた自分の人生をある種の焦燥や恐怖を感じながら見つめ直し、このままの生き方を続けていくべきか、それとも新しい道を模索すべきか考えるようになります。若さと老いの狭間にあるこの時期は、人間に様々な葛藤を生じさせ、生き方や人生観・価値観の転換を否応なく迫るのです。
↓
・老年への過渡期(60-65歳)
この時期は、中年期の終わりと老年期の始まりを意味します。この時期には、定年退職を迎える人も多く、それがもたらす生活構造や立場の変化、そして自分自身の大きな変化と向き合わなければなりません。
ブリッジスのトランジション理論
アメリカの心理学者W・ブリッジス博士のトランジション理論は、キャリアコンサルタントやカウンセリングの分野などで活用されている理論です。
そもそも、「トランジション」とは、日本語にすると「過渡期」や「移行」を意味します。ブリッジスはその理論を通して、キャリアの変化などに際して個人の心に起こる心理的変化を次の3段階のモデルで表しました。
第1段階:何かが終わるとき(終焉)
トランジションはすべて、現在のやり方や在り方が終わるところから始まります。自分自身の何かを終える、または強制的に終わらされるこの体験は、多くの場合、喪失感につながります。これまで慣れ親しんできた役割や環境がなくなることを受け入れるのは、決して簡単ではありません。
↓
第2段階:ニュートラル・ゾーン(中立圏)
これまでの仕事・役割・人間関係・信念・価値観等々の終焉が決まった人は、迷いを感じ立ち止まります。これは新しい何かを模索している状態でもありますが、どのようにその変化に対応すべきか、まだ十分に定まりません。
↓
第3段階:何かが始まるとき(開始)
新しいあり方を模索する中で、人は新たな気づきや価値観、人間関係などに出会います。そしてこれらの出会いを通して、自分の新しい在り方・やり方を構築していくと考えました。
ビジネスの世界では変化がつきものです。
組織の変化が、個人にも変化を強いることはよくあります。
このような変化に際して、人がどのような心理的状態を辿るのかを知っておく必要があります。