成田山に行った時に、「長命泉」の名前でお酒を造っている蔵元に立ち寄りました。

 

お酒の名前は、それぞれの蔵元が考え抜いてつけるだけあって、どのお酒も手にとっ呑みたくなってしまいます。

 

「長命泉」

 

元気に長生きできそうなおめでたい名前ですね。

 

このお酒で晩酌すれば、本当に長生き出来そうです。

 

ぬる燗か42度くらいの良燗が好きな事を伝えると薦められたのが吟醸純米酒です。

 

高いお酒では無く、日常酒として使える値段です。

 

酒蔵に行くとよく思うのですが、多くの酒蔵では値段が高いお酒よりも、毎日のお酒として飲めるような安くて美味しいものを薦めてくれます。

 

いかにも観光客に見えれば、ちょっと高いお酒を薦めてもいいように思います。

 

でも、そういう酒蔵は意外なほど多くはありません。

 

冷やして飲むお酒は雑味が少なく、キレイな味がして美味しいのですが、精米歩合60%かそれ以上のお酒の方が雑味があって、お酒を飲んでる気がして好きです。

 

もちろん、お酒よりも料理が主役の場では、料理を邪魔しないキレイな大吟醸のようなお酒もいいなと思います。

 

今宵は「長命泉」を松徳硝子の徳利と盃で楽しみました。

 

 

徳利も盃も、「うすはり」ではありません。

 

盃は特に好きな酒器です。お酒を「すいーっ」と口に入れるイメージ。

 

ぐい呑みは、「ぐびぐび」のイメージ。

 

今日は「すいーっ」なのか「ぐびぐび」なのかは、なんとなく、その日の心情で選んでいるように思います。

 

思い起こしてみれば、このはいい1日でした。

中学受験を控えた6年生を持つお父さんやお母さんは、夏休みが近づいてくると、「いまのままのやり方ではまずいかもしれない」と不安を感じ始めます。

 

そして、夏期講習に入ると学習のペースの速さに付いて行けずに焦ってきます。

 

私の会社では、中学受験対策の教材を開発して販売しています。

 

そんなわけで、旅行などに出かけて学業成就の祈願がかけられる寺社があると、購入していただいたお子さんが合格しますように、と祈念するようにしています。

 

GWを過ぎて、「リピートマイスター理科」という教材の注文を連続していただいています。

 

この教材は、「難関校もこれだけで合格できる!」と自信を持って言えるように、私も含めスタッフ全員で渾身の力を込めて作ったものです。

 

先日、新しい仕事の資料本を集めにお茶の水に行ったときに、湯島天神にお参りしてきました。

 

 

 

ここは学業成就で有名なところですね。

 

そう思って行くと、ちょっとそっけないくらいな風景で、あれ?と思います。

 

そんな中での、孔子像。

 

 

勉学に励む人を、温かく見守ってくれそうです。

 

さらに近くにある湯島天満宮にもお参りに行きました。

 

 

ここは、湯島聖堂に比べて人も多く、空も広く、あかるい雰囲気が漂っています。

 

弊社の教材が、合格の一助になりますように!

 

 

血液検査のために朝食を抜いて病院に行き、そのあとで上野公園の穴場スポットである無料のオープンテラスに陣取り、急ぎのメールの対応をしていました。

 

日向に出ると暑いけれど、木陰にいると、風がさわやかです。

 

上野から日暮里のオフィスまでは、寄り道しないで歩くと30分もかからないので、運動不足の解消もかねて、週に1~2回くらいは歩きます。

 

この日は、ちょっと迂回してみようと、精養軒の前を通り、忍不池側に下りて、根津方面に向かいました。

 

上野から西日暮里に広がるエリアは、細い路地が多く、「こっちにいくとどうなるんだろう」的なノリで歩くと、いろいろな発見が有ります。

 

うどんで有名な「釜竹」が見えた頃には、もうお昼になっていました。

 

どこかで食べなくては、と思ったときに目にとまったのが、このお店「魚善」。

 

 

なんだか敷居が高そうです。

 

外に出されたメニューを見ると、お刺身定食が1080円。

 

 

ランチにしてはちょっと高いけれど、こういうお店は、ランチで利用して様子を見ないとなかなか入れません。

 

「よし!」

 

玄関を入るとすぐに靴を脱ぐようになっていて、二階に通されました。

 

二階は和室でした。

 

奥まで続く広い和室に椅子とテーブルが余裕を持って配置され、窓から入る光の加減もあって、実にいい雰囲気です。

 

(こんな席が広い二階に余裕をもって並べられています)

 

メニューを見せてもらうと、会席料理のお店でした。

 

夜は、4500円から20000円までのコースがあるようです。

 

うーむ、20000円かあ。

 

こういうお店で、1080円の定食って、いったいどんなのだろう?

 

出てきたのがこちら。

 

(肝心のお刺身がフレームから外れてしまった・・・)

 

お刺身はトロが入った3種盛り。

 

 

 

写真では見えませんが、茗荷の千切りがお刺身を支えています。

 

湯葉で巻いた一品は大変に凝ったもの。

 

漬物も小さな皿に数種類。

 

こだわりのご飯と、手をかけたことがわかるいくつかの具が入ったお吸い物。

 

確かお米は佐渡って言ってたような。。。

 

ということは「朱鷺と暮らす郷」?

 

数年前に佐渡に行った時、佐渡では、農薬などは使わず、自然の生き物も生息でき、朱鷺が暮らせるように考えたお米の育て方をしていることを聞きました。

 

味はどれも美味!

 

特にお刺身の新鮮さは素晴らしく、トロは口の中で溶けました。

 

夜だったいくらになるんでしょう?

 

うーむ、お酒が。。。

 

ということで、一応お酒のメニューを見せていただくと、こだわりの日本酒が並んでいました。

 

でも、まだお昼だし、これから仕事ですから、さすがに日本酒はまずいだろう、ということでぐっと我慢。

 

おかみさんと話をすると、やはりこの定食は、リピートしてもらうためのサービスメニューだということでした。

 

確かに、また来なくちゃ、と思わされましたから、思惑通りということですね。

 

満足感たっぷりで店を出たあと、美術品関係の仕事が発生するかもしれないので、通り道にあった美術商を覗きました。

 

ご主人からいろいろ古美術についての話を聞かせていただいてから、オフィスに戻りました。

 

美術商は敷居が高くてなかなか入れません。

 

「魚善」も含めて、1日で高い敷居を2つまたいだ、ということになりました。

 

「今日はちょっと贅沢なランチをしてしまったかな」という気持ちのまま夕食の時間。

 

1080円ですから、そんなに言うほど贅沢したわけでもないのでしょうけれど、そう思わせるのは、あのお店の雰囲気があったからだと思います。

 

ということで、夜は、ゆでたまご1個とトースト2枚。

 

まるで朝食ですね。

 

まあ、何事も平均的な選択をして生きるより、落差大きい選択をしたほうが、生きている実感がするものです。