成田山に行った時に、「長命泉」の名前でお酒を造っている蔵元に立ち寄りました。

 

お酒の名前は、それぞれの蔵元が考え抜いてつけるだけあって、どのお酒も手にとっ呑みたくなってしまいます。

 

「長命泉」

 

元気に長生きできそうなおめでたい名前ですね。

 

このお酒で晩酌すれば、本当に長生き出来そうです。

 

ぬる燗か42度くらいの良燗が好きな事を伝えると薦められたのが吟醸純米酒です。

 

高いお酒では無く、日常酒として使える値段です。

 

酒蔵に行くとよく思うのですが、多くの酒蔵では値段が高いお酒よりも、毎日のお酒として飲めるような安くて美味しいものを薦めてくれます。

 

いかにも観光客に見えれば、ちょっと高いお酒を薦めてもいいように思います。

 

でも、そういう酒蔵は意外なほど多くはありません。

 

冷やして飲むお酒は雑味が少なく、キレイな味がして美味しいのですが、精米歩合60%かそれ以上のお酒の方が雑味があって、お酒を飲んでる気がして好きです。

 

もちろん、お酒よりも料理が主役の場では、料理を邪魔しないキレイな大吟醸のようなお酒もいいなと思います。

 

今宵は「長命泉」を松徳硝子の徳利と盃で楽しみました。

 

 

徳利も盃も、「うすはり」ではありません。

 

盃は特に好きな酒器です。お酒を「すいーっ」と口に入れるイメージ。

 

ぐい呑みは、「ぐびぐび」のイメージ。

 

今日は「すいーっ」なのか「ぐびぐび」なのかは、なんとなく、その日の心情で選んでいるように思います。

 

思い起こしてみれば、このはいい1日でした。