ペッパー先生がデビューしました!
毎回、ちょっと物知りになれるお話を、ペッパー先生がお話してくれます。
毎週2本公開する予定。
がんばりますので、応援してくださいね!
動画は削除しました。
ペッパー先生がデビューしました!
毎回、ちょっと物知りになれるお話を、ペッパー先生がお話してくれます。
毎週2本公開する予定。
がんばりますので、応援してくださいね!
動画は削除しました。
その日は、午前中に飯田橋で1件の打合せをして、午後は錦糸町で打合せをしたあと、神田で打合せと、ちょっとハードな1日でした。
神田から御茶ノ水までは一駅。
久しぶりに「ピン」を覗いてみよう。
ある時期、ピンには頻繁に通っていたのですが、このところ顔を出していませんでした。
・・・というのは正確ではなくて、御茶ノ水に行くたびにピンを覗くのですが、いつも満員で入れなかったのでした。
「お客さんがたくさん来てくれるかどうか毎日不安で」とお店の方が話していたのは遠い昔のこと。
お気に入りのお店が繁盛しているのを見るのはうれしいものです。
おそるおそる戸を開けると、カウンタのいい席が空いている!
そこに案内されて、とりあえずハイボールを注文。
ここのハイボールの旨さは特別で、どうして他とこんなに違う味になるのかと、いつも不思議になります。
メニューのお刺身のコーナーをチックして、三点盛り(830円)を注文。
830円は、ピンでは一番高いくらいの値段です。
それでも、お刺身は外れたことがないので、この日も注文してみました。
出てきたのは、マグロ、鯖、生蛸の3点盛りです。
ぷりぷりとした蛸が絶品。
さーて、次は何にしよう。
ここのチーフは、昔、イタリアンをやっていようで、メニューにはそんな料理が必ずあります。
実は、これが大当たりなことが多いのですが、なぜか周りで食べている人は見当たりません。
悩んだ末に、「牛ほほ肉の赤ワイン煮」を注文。
出てきたのがこれ。
大きさがわかりにくいかもしれませんが、大人の拳骨よりちょっと小さいくらい、と書くと大きさが想像できるかもしれません。
二人でシェアしてちょうどいいくらいの量です。
値段は580円。お
トロトロにほぐれる肉には、赤ワインが欲しくなります。
メニューに赤ワインはあるのですが、まだ2杯目のハイボールがたっぷり残っていたので、ここはがまん。
私のところに料理が出てきて、すぐに隣のカップルが「牛ほほ肉の・・・」と、注文しました。
ははー、私のを見て注文したな、と思ったので、
「これ、すごいボリュームですよね」
と話しかけると、
「あまりにも美味しそうだったので、食べてみようと思って」
ほかにもオマール海老を使った料理とか、カクテルグラスを器にした料理などもメニューに有りました。
そんなメニューを見かけたら、でひ注文してみてください。
料理名から想像されるものを越えた一品が目の前に出てくるはずです。
しかし、ここは立ち呑み店なんだよなあ。
どうしてこんなに美味しいの、と毎回うなるハイボール2杯と料理2品で2080円。
千ベロではないですが、そのクオリティには納得です。
「萩焼」の「坂家」について調べてみました。
これ(↓)は萩焼の茶碗です。
陶器としては薄く、簡素な姿をしています。
箱書きには「六代坂新兵衛」の文字があります。これを鑑定した人の名前として「十一代坂高麗座衛門」の名が見られます。
この2人は、どんな人なんだろう?
こうやって、これまで知らなかった陶芸の世界にズブズブとはまっていきます。
調べてみると、秀吉の文禄・慶長の役にたどり着きました。
萩藩の初代藩主毛利輝元の命により、朝鮮の陶工「李勺光・李敬」の兄弟が開いた御用窯から始まったのが萩焼でした。
当時は萩焼とは言わず、地名をとって「松本焼」「深川焼」と呼んでいたようです。
弟の李敬は、1625年(寛永2年)に2代藩主毛利秀就より「坂高麗左衛門」の和名を受け「坂家」が始まりました。
通称では初代、2代、5代、7代が「助八」と名乗り、3代、4代、6代、8代は「新兵衛」を名乗りました。
「高麗左衛門」を名乗ったのは明治に入って9代目からです。
6代坂新兵衛は、1722年(享保7年)年に生まれ、1803年(享和3年)に亡くなりました。
この箱書きには「寛政」の文字が見えます。
寛政年間は1789年から1801年です。
歴史で習った、寛政の改革(松平定信) が行われた時代に作られた陶器なんですね。
11代坂高麗座衛門(1912年~1981年)がこの箱書きをした年号として「庚子(かのえね)」とあります。干支で年号を表しているのですね。
調べてみると、「昭和庚子」は昭和35年であることがわかりました。
11代目が高麗左衛門を襲名して3年目の年の箱書きをということになります。
萩焼は、大道土と釉薬の加減で表面に出来る細かなひび割れ(貫入)が特徴的です。
この貫入によって、お茶を入れた時に染み込み、表情が変わっていき、これを「萩の七化け」と言うようです。
そんな事を知ってみると「萩焼」は、床の間に飾っておいたり、箱に入れてしまっておくのではなく、実用品として使い込み、その変化を楽しむべき茶碗なのでしょうね。