簡易水洗トイレをご存知でしょうか。

 

工事やイベントなどで設置されるトイレがそうで、少しの水で汚物を流すことが出来ます。

 

流した汚物はタンクに貯めて、汲み取りに来てもらいます。

 

今年こそ小屋のトイレを簡易水洗化しようと思い、便器一式は楽天で調達してありました。

 

ポットン便所は、深いパイプ越しに下が見えて、今の時代では苦手な人も多いと思います。

 

 

 

 

先ず既存の便器を外しました。

 

これは簡単で、3分もかかりませんでした。

 

 

 

 

問題はここからです。

 

段差のある床をフラットにしなくてはなりません。

 

床板を外そうとしたところ、床板が壁板の下に潜り込んでいて、部分的な壁の解体が必要になりました。

 

これが大変で、下の写真の状態にするまでに、2時間ほどかかってしまいました。

 

 

高さ調整のために、数箇所に角材を取り付けます。

 

 

新しい床材には、お馴染みのカフェ材を使いました。

 

 

 

これに、Amazonで買っておいたフロアシートを貼ります。

 

 

 

壊した壁を隠すために、腰の高さくらいに化粧板を貼る事にしました。

 

同じ長さに切り揃えるときは、スライド式の丸鋸があると便利です。

 

 

 

36枚の切断を30分足らずで終えることができました。

 

 

この板は薄いため、ピンタッカーで固定しました。ピンタッカーの刃の充填は、いつも悩みます。

 

 

ピンの頭は細いので、近くに寄らない限り目立ちません。

 

 

 

 

 

良い感じにできました。

 

壁が出来たらいよいよ便器の取り付けです。

 

これは難しくはなくて、考えながらやっても、30分くらいで終わりました。

 

下の写真のような部品を床に固定するまでが山場です。

 

 

これができれば便器本体がこの穴にはまるので、あとは2箇所をボルトで固定するだけでした。

 

 

 

便座は冬を考えて、ヒーター付きにしました。

 

 

 

見切り化粧板の取り付けなどなど、幾つかの作業が残っていますが、ひとまず使えるようになりました。

 

水道は引いていないので、タンクへの給水はバケツなどで行う事になりますが、劇的ビフォーアフターなみに見栄えも良くなったと思います。

 

工事にかかった時間は約6時間でした。

月曜日から金曜日までは、家で夕食をとることはほとんどありません。

 

大抵は打合せ帰りに一杯ついでに済ませる、何か適当に見繕ってオフィスで食べることがほとんどです。

 

Facebookの動画を見ていると、魅力的なとん平焼きのつくり方の動画が有りました。

 

フライパンも火力も使わず、お皿とラップだけでつくるやり方です。

 

卵2個、焼きそば、豚バラ、キャベツがあればできるので、安上がりです。

 

オフィスの1階にスーパーがあるので、さっそく材料を買ってきてやってみることにしました。

 

まず、お皿にラップを敷き、生卵を2個載せます。

 



 

次に卵を良くかき混ぜます。




 

そこに千切りのキャベツを載せます。千切りキャベツは、袋に入ったものを買ってきました。




 

焼きそばの麺は、レンジで軽く熱を通してから、キャベツの上に載せます。




 

さらにその上に、豚バラ肉を2枚載せました。




 

この状態でラップをかけて、2分半程度レンジにかけました。




 

肉に熱が通ったのを確認したら、上のラップを外し、皿の下のラップをつかって、2つ折りにして形を整えます。




 

お好みでソース、ケチャップ、マヨネーズをかければ出来上がり。




 

びっくりするくらい美味しいとん平焼きができました。

 

残った材料はひとまとめにして冷凍保存。もう1回楽しめます。




 

ただ大きな誤算がありました。

 

先ず、調味料が手元になく、ソース、ケチャップ、マヨネーズを購入。

 

冷凍のナポリタンのために、粉チーズとタバスコも購入。

 

チーズに生ハムを巻いてつまみにしようと思い、生ハムも購入。

 

安上がりだと思ったのですが、2500円もかかってしまいました。

 

さらに。

 

皿にラップを敷こうと思ったら、30センチほどでラップが無くなってしまいました。

 

これを買いに行くと、50メートル巻きが470円。

 

ラップは100円くらいだと思っていたので、びっくりしました。

 

調味料はまた使えるとしても、安上がりだと思ったとん平焼きの初期費用が3000円とは!

 

ちょっとショックでした。

小屋を建てた最初の頃は、トイレは有りませんでした。

 

どうしていたかと言うと、歩いて3分くらいの所にテニスコートがあって、そこのトイレを利用していました。

 

夜になると真っ暗な中を歩いていくわけですが、夜中にトイレに行きたくなるとかなり面倒です。

 

そこで、小屋の側面にトイレを作ることにしました。

 

完成した時、その便利さに感激しました。

 

ただ、難点が1つあり、室内とつながっていないため、一度外にでなくてはなりません。

 

雨の日は傘が必要です。

 

上の娘が小さい頃は、一緒についていくという面倒さもありました。

 

ある日「一人で行く」と言って、頑張って暗闇の中に出て行ったのが思い出されます。

 

テニスコートに行くよりは相当便利になったのですが、まだまだ不便です。

 

そこで、室内の壁を壊してドアをつけ、室内から行けるようにしました。

 

これだけのことですが、生活レベルがグッと上がったように感じました。

 

それから40年近くたちましたが、ずっと何とかしなくてはと思いながらも手を付けられなかったことがあります。

 

それは「窓」です。

 

 

 

 

横幅90センチちょっとの窓枠を用意したのですが、窓を作るのが面倒で、網戸用の網を適当な大きさに切り、外から適当に固定しただけでした。

 

虫が入るのは防げますが、これでは外と同じで、冬はかなり寒いトイレでした。

 

今回、思い切ってサッシに交換することにしました。

 

建物の一部を壊してリフォームするのは何度もやっていますが、かなり大変な作業です。

 

「劇的ビフォーアフター」のように、大きく壊せばやりやすいのですが、既存の壁の一部をサッシのサイズに切り抜いて枠をつけるというのはかなり大変です。

 

ノコギリを引いていくと、五寸釘に当たったり、壁の中の筋交に当たったりします。

 

今回驚いたのがこれ。

 

 

 

おそらくヤマネだと思いますが、わずかな隙間から入り込んで巣を作っていたようです。

 

朝8時くらいから6時間ほどかかって、何とかサッシの取り付けが終わりました。

 

 

 壁の板を外した部分や塗装は次回に持ち越しです。

 

 

 

次回は更に大工事が待っています。

 

 

 

この便器を外して床を平にして、簡易水洗トイレに交換するのです。

 

おそらく丸1日かかるでしょう。