こんにちは中込です(`・ω・´)
3月に入って、気温も高くなったかと思えば
また下がったりと私はなかなか、気温差についていけてない感じがします(´・ω・`)
みなさんは、季節の変わり目で風邪などひかれていないでしょうか
わんちゃんやねこちゃんなど、動物も季節の変わり目は体調を崩しやすいので
気にかけてみてあげてください
3月も後半に入りましたので、少し過ぎてしまいましたが
2月の終わりごろに、お雛様を飾りました
お雛様が飾られてると華やかで、家の中が明るくなる気がします
そして、何より雛あられがたくさん食べられるのでうれしいです
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今年も予防シーズンがやってきました
気温が高くなると、ノミ・マダニや蚊が活動し始めます
予防といっても、色々あります
☆狂犬病ワクチン(4月~6月の間に接種しましょう)
☆フィラリア症予防(4月~11月頃まで予防期間です)
☆ノミ・マダニ予防(4月~11月頃まだ予防期間です)
☆混合ワクチン(風邪や下痢などを予防します。成犬では1年に一回
接種します。)
これらがわんちゃんと暮らしていくときに必要な予防です
以前に、フィラリア症とノミ・マダニについてお話させていただきました
そこで、今回はマダニが媒介するSFTS(重症熱性血小板減少症候群)についてお話いたします
マダニとは?
少しおさらいで、マダニについてお話します
節足動物のダニ目、マダニ類に分類され世界中には800以上の種があり
日本では47種が生息しています
わんちゃんやねこちゃんなどの宿主の血液をエサにして生活します
わんちゃんねこちゃんに対して
マダニが引き起こす病害
〇吸血による貧血
〇炎症反応
〇マダニの唾液によるアレルギー性皮膚炎
【病原体の伝播】(主な、マダニ媒介性疾患)
☆バベシア症
☆ライム病
☆重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
などが、上げられます
重症熱性血小板減少症候群
(SFTS)とは?
マダニが媒介する人獣共通のウイルス性疾患で、
ヒトにも動物にも感染します
2011年に中国で発見され、2013年1月に国内で初めて感染が確認されました
また、一昨年の夏には野良猫に咬まれた50代の女性がSFTSによって
亡くなったことも確認されています。
感染した動物からヒトへ感染したことが初めてということで
ニュースにも取り上げられました
症状
〇発熱
〇倦怠感
〇食欲低下
〇消化器症状
〇リンパ節の腫れ
〇出血(血小板減少)
などです
病原体の伝搬時間は不明で、潜伏期間は6日~2週間です
また、わんちゃんもヒトも同じような症状なのですが
わんちゃんやねこちゃんの場合、軽症もしくは無症状のことも
あるそうです
ヒトでは、60代~80代の方に多く、5月~8月で発症が多いです
SFTSには、
特効薬がないため感染し発症すると亡くなってしまう事もあります。
わんちゃんやねこちゃんはもちろん、ヒトにとっても怖い疾患ですが、
ノミ・マダニを駆除する事で、感染は予防できます
ニュースなどに取り上げられてるとはいえ、知らない方ももちろんいらっしゃると思います
少しでも多くの方に怖い疾患だからしっかり予防しようと思って頂けると幸いです
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