小さい頃は神様がいて -7ページ目

まっさらになる


小さい頃は神様がいて

手紙たち。


普段からゆるやかに文通を続けている友人がいる。

実は昔から性格的に文通は合わなかった、私には。

交換日記もそうだ。

いつも止めるのは私。笑

でも今は手紙が好き。これが何人にも、何通も、という話なら別だが。


スペインの友人たちにはこの2年、年末もしくは年始に年賀状と称してハガキ(手紙)を送っている。

今年は日本の映画のDVDを添えて送った。

友人の一人が最近音信不通で、私の手紙が届いたのかすらわかっていなかったけど

昨日、スペインから何か届いていて、

開けてみたらスペイン語版「青の祓魔師」と一緒に手紙が届いてた。

前触れ(?)がなかっただけにとても嬉しかった。



最近、同じ人の噂(?)をよくする。

まあ悪口に近い。

色々とありえないエピソードが多くて、

もちろん話す人は選んでいるが、結構話している気がする。

そういう話をする時は、だいたい私がとても頑張っていて、

そのくらいのストレス発散は良いでしょ、と思いながらするのだが。

今回は、なんだかそろそろ潮時、というか、不毛な気がしてきた。

悪口って最初は良いけど、だんだん悪口を言うことに疲れてくるし、

言ってる自分に呆れてくる。

そんなことを噂する時間があったら、もっと有意義なことしろよと自分に突っ込みたくなる。

今、私はあまりいい人間じゃないなと思う。


とても小さなことで褒めてくれる人がいる。

私にとっては全く特別なことなどしていないけれど、

大抵の場合、それは人にはできないのだ、と言って褒めてくれる。

私は影で行動していることが多い。

もちろん自分のために。

でも周りにとっては、知らない内に、それを達成しているように見えるんだろう。

私は今そういう人間でいられてるだろうか?


今一番近い人に「宇宙」の評価をもらった。笑

幾つかの単語から自分に一番近いイメージのものを選ぶというものだったんだけど。

1年半ほど一緒にいるが、その評価が嬉しかった。

「君は広い、大きい世界を見ている、もっている」と初めの頃に評価をもらって、

今その時よりも私のことを知った状態で。

どうやら今でも私にはまだ奥行があるという評価のようだ。

しかし私は、本当に今もそういう人間なんだろうか。

それは単に、第一印象が変わらないだけではないだろうかと思う。



最近、教養的なことが足りていない。

色々な展覧会や特別展があるのに、行っていない。

悪口を話すことや、自分のことを話すことに疲れてるんだ。

同じことの繰り返しに、疲れている。

何も話さず、何も聞かずに、心をきれいにしたい。

ヨーロッパにはそういう機会がいっぱいあったし、

教会はいつでも心をまっさらにしてくれたけど、

ここはそういうわけにはいかないな。


絵が見たい。

温泉に入りたい。

水族館の大きな水槽の前でずっと魚を眺めていたい。

近いうちに、1日本を読む日を作ろう。

真珠の耳飾りの女

夢を語ろうとすれば、たくさんある。


もしもお金が無限にあって、

もしも将来や年を考えなくて良いのなら、


私はまずヨーロッパの国に住みたい。

1年か2年くらいずつ住んで、隣の国に移る。

そういうことをしてみたい。

本当に色々な言葉を話せるようになるんだろう。

それこそ、前にいた某教授のように、十何ヶ国語も話せるようになる。(あの教授はもはや化け物だった。笑)


その国を、その国の言葉で知るのが良い。

訳せない言葉というのはたくさんあって、

訳してしまうと違うニュアンスになる言葉がたくさんある。


その国でその国の言葉をその国の人と、話し暮らす。

移動に疲れたり、好きな場所が見つかったら、そこにずっと住むんだ。


これは夢だ。



最近、オランダに住んでいる友人とスカイプをしている。

スペインとオランダのハーフで、

アリカンテで出会って、今はオランダに住んでいて、

オランダ語を勉強し、オランダで働きたいのだと言う。


その子の話をすると同時に、オランダを旅行した時の話を今日、友人にした。


この前、「アナザースカイ」という番組では、オランダに行った。



だから最近、オランダのことをよく思い出す。

綺麗な国だった。


小さい頃は神様がいて

一人で行った国ってよく覚えてる。

やっぱり一人でいる分、話し相手もいないし(笑)、

道に迷っても一人だし、周りを見ていることが多いんだろう。


アムステルダムは…特殊な街だ。

綺麗だけど、道に一本入るとハッパのニオイがしたり、

アダルトな店ばかりだ。

観光客や、それら目当てで来る人が多いから、少し特殊な街になってる。


ユトレヒトという街に行った。

オランダの中では、規模は大きい方だけど、アムスと違ってもっと閑散として落ち着いている。

“シック”なヨーロッパの街、という感じ。天気も悪いし。笑

でも好きだった。とても穏やかな街だった。


今のオランダはどんな風なんだろう。

寒いと言ってたから、まだ暗くて寒いんだろうな。笑


オランダの他の街にも行ってみたい。

「真珠の耳飾りの女」を見に行きたい。

小さくて大きいもの


「日本人はよく笑う」


語学学校の先生が言ったことを思い出した。

この「笑う」は笑顔のことだ。

日本人は、嬉しい時楽しい時はもちろん、困った時断る時も笑うという。

だから返事がよくわからない。笑っているのに「ノー」だと。

でもそれは彼らの「平和を乱さないための手段」だとも言った。

良い先生だったと思う。

短所と思ったが、そういう習慣であるということを教えてくれた。

そういう習慣であり、文化なのだ。そしてそれは特殊なことだと知った。

特に私はそれが染み付いていると実感せざるを得ない。

接客業は特に、笑顔が大事だ。スペインはそうじゃないけど笑)

そして私は人と争うのが嫌いだ。災いを招くくらいなら、笑顔でいるのが良い。

確かに、人と平和でいるために、笑顔は有効だ。


でも時々、笑顔になったところで解決出来ないこともあるのだと思い知る。

もしくは思わされることもある。


それにしても、

私たちが少年少女の時代にせざるを得ない集団行動は

協調性を学ぶためだと言うが、

そのために必要な「笑顔」も学んでいるようだ。



別の話。

最近Facebookをよく見たり、更新したりする。

日本にもやっと浸透してきて、特に中学時代の友人たちから申請が来たりする。

数年ぶりだから、それぞれの大学を卒業してたり、

結婚してたり、地方に就職してたりして、驚くこともあるけど、

私のウォールがスペイン語なのにも驚いたろうなと思う。笑


留学中に出会った日本人の友人たちは、

今はFacebookくらいでしか近況を知らない人が多いんだけど、

それぞれが進展している。2年経ってるからな。

もちろん自分も大学院に行って、先日卒業したんだけど。

それ以外はまだ大きな進展はない。まだ就活中だし。

でも留学組は、旅行はもちろん、

スペイン語圏に仕事で行った人もいれば、結婚してカディスに行った人もいる。

海外関係の仕事に就いたり、やっぱり目が海外に向いてる人が多い。

研究室の後輩が、中国で何か始めた(起業?)らしく、中国に住んでいる。

友人申請してくれたから知ることができた。


自分だけが取り残されている、とは思わない。今はね。

私もそれなりに、留学したり、インターンしたり、大学院を修了したり、

皆と同じように前に進んでいる。


ただ、世界は広い。そう思った。

それを感じられるのが、たった12インチのノートパソコンの中だとは(笑)


「脳は空よりも広い」


大学にいた教授が言った。この言葉がとても好きだ。

脳は空よりも広い、そう思った誰かが、

この小さくて大きな世界を可能にしたのかもしれない。


そう、世界は広い。


小さい頃は神様がいて