先日、某ホットヨガスタジオの体験に行って来ました。
ホットヨガの効果は、
◯リラックス
◯肩こり、腰痛の改善
◯便秘解消
◯柔軟性の向上
◯血糖値の安定
◯運動不足の解消
◯ダイエット効果
◯血行促進
◯美肌
◯体質改善
などと言われています。
実際の体験は、初心者クラスで60分のレッスンを受けました。
汗を大量にかき、身体の強張りがとれ、最後は深い呼吸とともに、深い瞑想状態のようになりました。
負荷の低いレッスンだったので、普段運動をまったくしていない私でも、辛いということはまったくなく、とても気持ちよく、大満足の体験となりました。
ただ、残念だったのは、その後でした。
体験ではありますが、受ける前から、私の気持ちとしては、「本日入会してもよい」くらいに思っていました。
家からも近くて通いやすい場所にあり、何もしないよりは、運動不足が少しでも改善したら、くらいの気持ちで、「とりあえずやってみよう」と思っていたからです。
レッスン終了後に、私1人だけスタジオに残り、当日の講師の方から「体験当日入会キャンペーン」についての説明を受けました。
本日入会すれば、「◯ヶ月まで無料」「◯◯パーセントオフ」「◯◯円お得」「◯◯のオプション付き」「入会金無料」などの文句を繰り返されました。
私としては、不必要なオプションには興味がなく、お金はかかってもよいので、自分の通える回数の範囲の通常のコースで契約したいと思っていました。
そのことも伝えましたが、「無料期間中に通い放題でお得」、「無料期間が終わったタイミングで好きなコースに切り替えられるから問題ない」という話が続き、普通のコースでの契約を受け入れてもらえませんでした。
考えれば誰でもわかることですが、消費者にメリットがあるからここまで勧誘をするのではなく、そのスタジオに利益があるからこその営業です。
キャンペーンのコースは、「◯年縛り」というものがあり、途中で止める場合には解約金がかかること、また、おそらく、無料期間が過ぎた後に、◯◯水などのオプションの解約を忘れてお金を払い続ける人がいること、などがあるのだと思います。
もちろん、体験当日にお得なキャンペーンコースに入会し、無料期間が終わる前にオプションの解約とコースの変更をして、決まった期間継続すれば、消費者がお得なのは嘘ではないと思います。
ただ、私はどこまで続けられるかわからないと思っていたので、不必要なオプションや契約期間の縛りのあるコースではなく、入会金がかかり、無料期間がなくてもよいので通常コースで契約したいと考えていました。
あまりにも薦めてくるので、「途中でコースを変更し、オプションの解約を忘れなければよいかな」、「元々入るつもりではいたし、やるなら一定期間続けた方がよいのは間違いないし…」と思い、縛りの期間が短い方のキャンペーンコースで契約しようとしました。
それで終わりならよかったのですが、私が入会の意志を伝えた後、今度は「物販の営業」が始まりました。ウェアやマットなどの販売です。
これも、「本日限りの」という枕詞で、どれだけお得なのかを繰り返し説明されました。
私が「大丈夫です」と言うと、「どこで買うのか」「ホットヨガ用でないウェアは◯◯」「ほとんどの人が買っている」などの話や「後から、やっぱり買っておけばよかったと言われる方が結構います」などの営業が続きました。
「本日限り」「今日決めないと損をする」「後悔する」「他の人も同じ」という言葉は、営業トークとして適切なのでしょうか?
話を聞くたびにどんどん「不信感」と「抵抗感」が強くなり、「やっぱり入るのをやめます」と伝えました。
本当は、最初から入るつもりで、体験もとてもよかったのですが、その講師の方の営業トークがどうしても受け付けなくて、入会することができませんでした
入りたかったのに入れなかった(自分で断ったのですが)ので、ブルー😞な気持ちになりました。
講師の方もノルマなどあって大変だと思いますが、もうちょっと、営業なら、相手を見て臨機応変に対応することや練習が必要だと思います。
どんどん私が引いていっているのは、対応していたらわかるはずなのに、なぜ押し続けたのかも疑問です。クロージングも早すぎます。
「◯◯さんのお気持ちで決めてください」という言葉は2回くらいあったと思いますが、言葉と心が正反対なのが強く伝わってきて、まったく響きませんでした。
「心って大事なんだな」、「たとえ心がないとしても、あるように見せる演技もできないといけないな」、など色々感じることがありました。
普段の自分の人への接し方も振り返って、「こういう人にならないようにしよう」と思いました。
悲しい体験でした。
家から遠くなりますが、別の系列のホットヨガスタジオを探してみようと思っています。
追記
別のホットヨガスタジオに通い始めました!