蒼風島茶異事記(茶農家気まま日記) -4ページ目

休眠

 今日は朝から[みぞれ]模様。
 ここ数日の地温が、14~16℃。
 茶の木がやや休眠に入ろうか、という温度です。
 
 気温や地温が下がって、茶の木が充分な休眠をとって春に備えるのはありがたいのですが、寒い中での作業はやはり億劫です。
 風が強いので体感温度が低く、余計寒く感じるのです。
 贅沢な悩みです。
 ただ、この寒さのあと気温が上がると、芽が動き始めます。
 まばらに発芽して体力を使うし、春に向けて準備している芽数を減らすことになります。
 結果、春の収量が落ちる。
 この辺が、南限地の悩みでしょうか。
 

 今日は、風が冷たく雨が降ったり止んだりの、おかしな天気でした。
 おかげで、何をしていたのかわからない一日でした。

 昼過ぎ、虹が出てました。
 虹1

 よく見ると、二重にかかっています。


 虹の孤が水平に近いのは、虹が遠い証拠です。
 雨には黄砂が混じっているようでしたが、
 雨が黄砂を流したせいで空気が澄み、遠くまで見えたと言うことかも知れません。

 ――― 最近、お茶の記事から離れすぎだと、少し反省………。

 おまけ
 虹2

今日の雑草

 今日は、油粕液肥の葉面散布。
 10月24日に仕込んだもの。
 結構匂います……。

 今日の雑草。
 スミレ。
 スミレ

 オキザリス(カタバミ)
オキザリス

(つぼみの時)
かたばみ

 雑草の定義。
 圃場内に生育し、作物の生長を阻害すると予測される全ての植物。
 または、圃場周辺に生育し、作物に害をなす生物にとって有益な植物。
 というところでしょうか。

犬の散歩

 農作業ではないのですが、近くに住む人が毎日犬の散歩をさせています。
 二匹のポインター、文字通りの猟犬です。
 当然訓練を兼ねて、リードなしです。
 飼い主は農道に沿って散歩しますが、犬は農道沿いの畑、山林、など走りたい放題です。
 犬が見えなくなると、飼い主は口笛を吹いて呼び戻します。
 小一時間ほど走り回らせて、飼い主が疲れたら散歩の終了です。

 うちも茶園はいいのですが、野菜畑などは走り回られると、ほんとは困るのです。
 ですが、文句は言わない。
 この前の記事で書いたように、周辺に猿が出没するので、「猿抑え」の働きもしているのです。 
「猿が出るなら、(犬を)放しておこうか」
 などという話も出るくらいなので、多少の被害は我慢というところ。

 飼い主も猟銃の免許もあるし、「鳥獣害駆除」の一環として、猿も駆除してくれます。
 彼らが一番駆除したいのは鹿ですが、被害がないので、やむを得ないところ。
 最近の一番の被害は、狸でしょう。
 昔は、食べましたが、今は……。
 そのせいか、あまり駆除したがりません。
 
  

今日の雑草

 今日の雑草
 ――― 名称不明

雑草1128-1

同じく

雑草1128-3

きれいなんだけどね


 見た目はきれいな花なのですが………

カタバミの仲間
かたばみ

イモカタバミ
イモカタバミ

 これが、やっかいな雑草です。
 根が透き通った芋の束状になっていて、なかなか絶えないのです。
 取っても枯れにくいので、畑の外で焼くしかありません。
 根気比べです。

食った!


例のサツマイモを食べた!

ふたつ割り!
imo



並び替えてみた。
imo2

味は、甘めでほくほくしている………。 

ミミズの使い道

 農家にとってミミズは有能な生物です。
 まず腐葉土などを食べて排泄する糞は、良質の肥料ですし、酸性土を中性土に変えていきます。
 体の表面の分泌物も良質の窒素分なので、ミミズが通ることで窒素肥料を撒く効果があります。
 同時に、土を掘り耕す役目もあります。
 ただし、よく耕耘したり、乾燥している畑や農薬などを使っている畑では、生育できません。
 ミミズが多い畑は、基本的に無農薬減農薬で有機肥料や堆肥を充分使っていると言えます。
 ――― 手入れしていない永年作物の畑でも多いですが。

 ミミズは、土中で生活するくせに酸素を好みます。
 その性質を利用して、「堆肥の完熟度」の検査に使うことがあります。
 調べようとする堆肥をポリ袋に入れ、その中に数匹のミミズを入れて、密封して数日放置します。
 完熟した堆肥では、ミミズは活発に活動していますが、未完熟の堆肥では、ミミズは元気がないか死にます。
 堆肥は発酵する時、酸素を使います。
 完熟するとほとんど酸素を必要としなくなりますが、発酵途中の未完熟の堆肥は多くの酸素を使うので、密封した袋の中の酸素が足りなくなって、ミミズが死んだり弱ったりするのです。
 

防除

 農薬をやらなくなったので忘れていたのだが、
 「秋整枝」終了後の今の時期は、
 越冬ダニや越冬害虫の防除の時期だった。
 今の時期は活動が鈍くなり、茶の株下や地面の下に隠れている。
 小春日和で暖かくなると、葉面まで上がってくるものもある。
 そうやって、身を隠しながら春を待っているのだ。
 
 「土寄せ」の作業をしていると、まれに、「カンザワハダニ」の赤い個体を見ることがある。
 当面は二週間から一ヶ月毎の、「木酢液+唐辛子+にんにく」液の散布で様子を見て、
 活動が活発になるようなら、食用油を散布することにしよう。

散策

センリョウ2

防風林の中にあった センリョウ

センリョウ   
おなじく マンリョウ

今年は、早いのか遅いのかわからない。
ひどく、不揃いな気がしている。