サンディの今日もワイン -34ページ目

サンディの今日もワイン

サンディがワインと本についてあれこれ言います。

2020年2月3日(節分)サンディは永眠しました。18年間ありがとう。
ひきつづき、ワインと本についてあれこれ言います。

読書時間:7.5h
一読:なし
再読:なし
R指定:なし
著者:スザンヌ・シマード/訳:三木直子
原題:FINDING THE MOTHER TREE Uncovering the Wisdom and Intelligence of the Forest
刊行:2023年1月
価格:2200円+税
出版:ダイヤモンド社
本本本本本本本本本


コンパニオンプランツ!?を証明するまでの日誌

はじめに 母なる木とのつながり

1森の中の幽霊
2人力で木を伐る
3日照り
4木の上で
5土を殺す
6ハンノキの湿原
7喧嘩
8放射能
9お互いさま
10石に絵を描く
11ミス・シラカバ
12片道9時間
13コア・サンプリング
14誕生日
15バトンを渡す
おわりに 森よ永遠なれ!

......


森で交わされる木々の会話 How trees talk to each other

 

著者によるプレゼン
本書の90%はこれで分かるたぶん
......

 

森の木々や草花は、競争しているのか共生しているのか。

本書に〝メアリーの部族の人々は知っていた〟とある。
なんとなく共生していると思う人が多いのではないだろうか。
競争と思っているのは西欧の科学者だけでしょ

 

コンパニオンプランツという考え方は経験則が多い。

 

経験則を科学的に証明することが意味ないとは言わないけど、モチベーションは上がらない。σ(゚∀゚ )オレ
本書で主役のダグラスファーとウエスタンラーチは共生の関係にあるが、コンパニオンプランツとは書いていない。
コンパニオンプランツという考え方は18世紀にはあったのに。

ダグラスファーのコンパニオンプランツは調べても見当たらない。
The Mother Tree projectにもコンパニオンプランツは見当たらない。

勘違いしている??σ(゚∀゚ )オレ

もしかして本書の主役は〝菌根菌〟

にしても一言もでてこないのは腑に落ちない。
和製英語でもないし、なんでだろー
 

読書時間:4.5h
一読:あり!?
再読:なし
R指定:なし
著者:鈴木結生
刊行:2025年1月
価格:1600円+税
出版:朝日新聞出版
文藝春秋2025年3月号にて
本本本本本本本本本本本


ゲーテ学者がゲーテの名言を探す旅







 

......

 

登場人物:
 博把統一(ひろばとういち)
 博把義子(ひろばあきこ)
 博把徳歌(ひろばのりか)
 芸亭學(うんていまなぶ)
 紙屋綴喜(かみやつづき)
 然紀典(しかりのりふみ)
 惟神光(いしんひかり)
 済補(スマホ)人じゃないw
 

 

「Love does not confuse everything, but mixes. by Goethe」(愛はすべてを混淆せず、渾然となす)
博把統一は紅茶のティーバッグに書かれたゲーテの言葉に出会う。
ゲーテ学者の性分から、統一は出典を探し始める。
ゲーテに関するTVの出演を依頼されていた統一は、原稿に先の言葉を追加する。
その折、学者仲間の然紀典が捏造で訴えられる。
最後は出典らしきものが見つかりメデタシメデタシたぶん

......

 

置いてけぼりでした。
浅学のσ(゚∀゚ )ワタシ は完全に。

【芥川賞受賞記念対談】鴻巣友季子+鈴木結生
 

徳歌を反対にした歌徳は、ゲーテの中国語読みだそうな。
芸亭學をはじめ変な名前ばかりなので、意味がありそうと気づいても、その先には行けないので置いてけぼり。

小説で引用される言葉も知らないので置いてけぼり。

然紀典が捏造で訴えられる件がなければ、統一が原稿に出典不明の言葉を加えたのも、ヤバいと感じなかったはず。
浅学者が楽しめるのは、然紀典のドンデン返しのみ。
 

一読を「あり!?」としたのもドンデン返しがあったからで、
完全なる置いてけぼりでした。
 

読書時間:2.0h
一読:あり
再読:なし
R指定:なし(賞味期限3年)
著者:酒井順子
刊行:2024年6月
価格:1700円+税
出版:集英社

本本本本本本


言ってはいけないことを題材にしたエッセイ

はじめに
男高女低神話のゆらぎ
五十代からの「楢山」探し
まぶた差別と日韓問題
〝親ガチャ〟と〝子ガチャ〟
東大礼賛と低学歴信仰
「ドラえもん」が表す子ども社会格差
「有名になる」価値の今昔事情
「ひとり」でいることの権利とリスク
おたくが先達、〝好く力〟格差
バカ差別が許される理由
ミヤコとアズマ、永遠のすれ違い
「かっこいい」、「ダサい」、「センスいい」
超高齢化時代のおばあさん格差
姫になりたい女の子と、姫として生まれた女の子
デジタル下層民として生きる
男性アイドルは無常の風の中に
世代で異なる、斜陽日本の眺め方
反ルッキズム時代の容姿磨き
モテなくていいけど、出会いたい
稼ぐ女と、使う女
遅ればせながらの金融教育
おわりに

 

......

 

よみタイ 2022年7月~-2024年4月(公開終了)

 

『会社で話せないことは、飲み会の場で
皆がいる場で話せないことは、男だけ/女だけの場で
口に出せないことは、ネットで』

格差というより、言ってはいけないこと
だから気に入った。

 

エッセイと思って軽く読み流していると、ときおり耳が痛い。

『肉体労働者より頭脳労働者の方が稼げる仕組みを作ったのは脳力の高い人です。それっておかしくない?と食ってかかる人はいません』

そのとおりでございます。

 

 

しかし、いつまで続くか分からない。
人手不足で大工の収入は増えている。


大工急減で注文住宅はいっそう「ぜいたく品」に? 業界に変化の兆し

 

 

挑戦する人、続けられる人がネタになるのも、挑戦することはリスク、続けることは低コスパな時代だからだろう。
ネタが今の空気感を反映しているのなら、20年後は違う感覚を抱くと思う。
20年前のエッセイなら、違う感覚が分かるかもしれない。
幸いなことに選ぶには事欠かないので、他のも読んでみよう。
 

酒井順子 検索結果