ヴィーニョ・ヴェルデ ブランコ 2021
¥1290@成城石井
ヴィラデポンテ
ポルトガル ヴィーニョ・ヴェルデ
不明
たぶん混ぜもの
11.5%
ちょい柑橘
日目 2025/7/17
お供は、焼き鳥(一炭)、野菜炒め、バジルソース、生ハム、カマンベールチーズ
微発泡です
炭酸水のノリで飲んでしまいました![]()
ヴィーニョ・ヴェルデ ブランコ 2021
¥1290@成城石井
ヴィラデポンテ
ポルトガル ヴィーニョ・ヴェルデ
不明
たぶん混ぜもの
11.5%
ちょい柑橘
日目 2025/7/17
お供は、焼き鳥(一炭)、野菜炒め、バジルソース、生ハム、カマンベールチーズ
微発泡です
炭酸水のノリで飲んでしまいました![]()
読書時間:3.0h
一読:あり
再読:なし
R指定:なし
著者:村上貴弘
刊行:2020年7月
価格:900円+税
出版:扶桑社新書
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アリ大好き教授のアリ紹介
まえがき
アリはすごい!
農業をするアリ
おしゃべりをするアリ
男はつらいよ・・・アリの繁殖
働きアリの法則は本当か・・・アリの労働
ヒアリを正しく恐れる
あとがき
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キョキュキュキュ キュッキュキュキュキュキュ
キュキュキュ キュキュキュ
キョキュキュキュ キュッキュキュキュキュキュ
キュキュキュ キュキュキュ
これはアリの話し声。
論文執筆中につき詳細は非公開である。
アリ類における音声コミュニケーションの進化を探る(2023年)
この論文なら、思ってたのと違うなぁ。
特定の周波数に反応するのであれば、話し言葉っぽくない。
【岡山理大の研究力】ハキリアリ編 2025/5/16
実際にアリ語を聞いてみると、言葉っぽいかも。
今後の研究に期待したい。
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アリ語についての記述はわずかで、アリの紹介がメイン。
興味深い生態ではあるものの、小ネタ止まりなのはもったいない。
そもそもアリ科が多様なのは人為的なもので、ヒト科が少ないのは西洋的思想と思っている。
ハダカデバネズミが真社会性生物という小ネタに惹かれて、ハダカデバネズミに気持ちが向いてしまった![]()
デバ研の最新の研究で、昆虫ほど真社会性ではないという結論に至っているが、フィールドでない環境で社会性に変化はないのか、暗い処に住む生き物なのに明るくていいのか、とか気になってしまった![]()
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4章で著者が述べているように、多様性の低い集団は全滅の可能性が高い。
働きアリは繁殖に関わらなくても近い遺伝子が残せるので存在意義があるというのは、遺伝子には合理的でも、種としてはそうではない。
様々なアリの紹介をみると、遺伝子が非メチル化しやすいのかなと。
若返るクラゲ、老いないネズミ、老化する人間
遺伝子は多様になるよう振る舞う仮説は、真社会性生物には当てはまらないのだろうか
困った
読書時間:3.0h
一読:あり
再読:あり
R指定:なし
著者:白尾悠
刊行:2020年11月
価格:1800円+税
出版:河出書房新社
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米国の大学へ留学した日本人が差別について思い悩む
1998年2月 大学美術館と食堂
1998年2月 大学図書館と一年生寮
1998年2月 数学クラスと夜食
1996年 留学準備と老婦人
1998年2月 サード・キッチンと面接
1998年3月 コープと留学生協会
1998年3月 失敗と中間試験
1998年3月 春休みと洗濯室
1998年4月 大学新聞と国際電話
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1998年4月 夜のお菓子と学生会館
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1998年4月 ドラァグ・ボールと静かなおしゃべり
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1998年5月 ティーチ・インと叫び
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1998年5月 料理とエアメール
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1998年5月 芸術棟と図書館前広場
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サード・キッチンは、学生が運営するコミュニティ
コミュニティは誰でもウェルカムが基本だが、サード・キッチンだけ面接がある。
会話もおぼつかず、劣等感を抱ながらのキャンパスライフ。
差別される側だと思ったら、無意識で差別していることに気づいたり。
落ち込んで、サード・キッチンをやめようと思ったり。
自分も留学したら間違いなくこのタイプ^^;
ハッピーな結末にはなりそうにないと思いながら読み進めると、、、
結末はハッピーエンド![]()
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9章 大学新聞のバトルは、サード・キッチンの敷地を白人が近道したところから始まる。
発端は人種差別だろう。足を怪我していたから近道した、という反論は、仕事を休むにも正当な理由が要るみたいな現代を表している。
白人だから有利な立場にいるとは限らないし、社会的にも経済的にも強者のマイノリティはいっぱいいる、という反論も同じ。
論点をずらしているだけ。米国で白人が有利な立場にいるのは変わらない。
14章 図書館前広場にて教授の言葉
小説には、う~ん、これって差別?と思うこともあったけど、これが結論なんじゃないだろうか(小説で結論も変だけど![]()
反知性主義や多様性疲れには、知性と想像力で向き合うしかないと思う。
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留学生活を楽しんで1回、差別について振り返るためにもう1回。
初読の作家さんですが、他の本も読みたくなる小説でした。