11月末にヒヤシンスとクロッカスの球根を植えた。
本来クロッカスの球根は、地中5センチくらい内側に植えるべきところ、わりに表面に近かったので、植え直したにもかかわらず芽と共に球根の一部が土から見えているのがあったので、どうして?と思いもう一度穴を掘って植えようとして、球根を持ち上げると、思い切り根っこがボウボウに生えているではないか!
クロッカスや水仙など、種類によっては植え付け後すぐに発根するものがあるらしいが、休眠後すぐに目覚めて成長しているわけですごくないか!やたら感動してしまった。
球根は、葉や花のための栄養だけでなく、発根のためのエネルギーも内部に豊富に貯蔵しているわけだが、土に植えられた刺激によって、そのエネルギーが一気に放出される。
人間にとって、寒い冬でも、水分、温度、酸素のバランスが球根にとって理想的なのだろう。
根っこは見えないけれど、花を支える幹を土台として支える役目。
夢はでっかく、根はふかくby相田みつを
大きな夢や華やかな目標を実現するためには、見えない部分での地道な努力、経験、基礎が不可欠であり、それらを支える「根」は重要。これは、人生の豊かさや、人間としての成長は、表面的な成功だけでなく、日々の経験を積み重ね、深く根差すことで得られるということと同様であろう。
そして人間も植物も辛い条件の時こそ根が伸びる。
「根」がボウボウとしっかり根付けるようにいきたいものだ。
今日の一句
目に見えない 土の中こそ 根が大事
