邪道、ナポリタン | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。


たまに無性にスパゲッティ・ナポリタンが食べたくなることがある。


ウインナーと玉ねぎ、ピーマンを入れるが、ケチャップが日本のそれと違うから同じ味にならない。


イタリアでケチャップは、フライドポテトにつけるもの、と言う認識。サルサ(トマト・ソース)にはちみつまたは砂糖を少し混ぜて作って食したら、私的には記憶の味であったが、子供達に”che schifo!!”(ケ・スキーフォ!うわっ、まずっ!)と言われ、誰も食さず。


先日テレビを見ていたら、外国に持って行き、日本の食材(インスタント)を数種類試食してもらって、どれが美味しいか?決めてもらうと言う番組があった。


なんと日本のインスタントパスタを本場イタリアで試食してもらうと言う恐ろしい企画があった。笑


「ナポリタン」に関しては、言うまでもなくイタリア人は、パスタを口に入れた途端、ウエーっと拒否。しかも、名前を告げると皆、頭を抱えて「ノーーーー!!」と。そりゃそうだわ。「ケチャップを使うなんて、それじゃあアメリカーノよ!」と言う声も。確かにね...


イタリアのパスタ、というよりも「昭和の洋食」としてナポリタンが無性に食べたくなるのだ。


今回、母と買い物中、同じ建物にコメダがあったので、ナポリタンを食した。そうよ、これなのよ...爆。


話は前後するが、上記のテレビ番組では、イタリア人のタレントであるジローラモがオススメしていたパスタソース「ゆず香る和風たらこ」を気に入ったイタリア人が多かったので、どんなものか試してみたく、買ってきた。



たらこパスタも好きだが、だしの香りがした。ゆず好きにとってはもっとゆずの香りがしてもいい気がしたが、揚げ玉がプツプツし、食感が面白かった。


まあイタリア人も、イタリアのパスタというよりは、別物として、〈許容範囲内〉と言うことなのでは?と思う。



まあ悪くはなかったが、一回食べれば良いかな?


そう言う意味では、一時期たらこパスタが食べたくて、東欧ショップでたらこの缶詰を買ってきてたらこパスタを作ってみたが、臭みが出てしまう。そこで生クリームやら牛乳を和えたり色々試してみたものだ。これまた子供達の反応が悪かったので作らなくなってしまった。


30数年前まだローマに住んでいた頃、オペラ座前の”la Matriciana”の厨房に通わせて頂き、数種類のパスタを習ったが、やはり1番得意なのはマトリチャーナ。しかし、豚の頬肉のグアンチアーレだとか、ペコリーノチーズだとか、今や胃が辛い。苦笑


やはり、昭和生まれは、昭和初期に日本で生まれた日本の夏の国民食である冷やし中華かしらね〜。笑