いよいよ 〜 後ろ髪ひかれる想い | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。




約1ヶ月半の帰国も終了。

「ついに」、なのか「とうとう」なのか表現し難い。

毎回帰省の度に、老いていく親の姿を目の当たりにし、離れがたくなるのは、ある意味多くの人が経験する自然な感情なのではないだろうか。

毎日のように電話で話していても、久しぶりに会うからこそ、親の小さな変化に気づき、不安や寂しさが強くなる。

今回の帰国滞在中、干支十二支が60年で一巡し、生まれた年の干支に還るという節目の年を迎え、心新たに生きていこうと思った。

そんな中での「還暦同窓会」は45年ぶりに会う同級生がほとんどだったが、中学以降の出身校とか仕事や収入、立場云々肩書を気にせず、学生時代の関係のままフラットに、当時の気持ちやノリで、また昔のあだ名で呼び合える気楽さ、色眼鏡で人を見たり見られないで済むことに心地よさを感じたものだ。

親の介護に追われる友人、またはその予備軍。今度は旦那の具合が悪いのよ〜と言う友人ばかり。やはり年を取ると言うことは、それぞれの人生の重みや現実に向き合い、これからの生き方を深く考える大きな転機になるのだと感じた。

ちなみに、算命学と手相を観る親友が観てくれたのだが、現在私は天誅殺らしいが、その後の人生はかなり良い波が来ているので心配いらないと言われた。とは言いつつ、私はカトリック信者なのだが(笑)、「心配いらない」と言われれば、気持ちに余裕は生まれるものだ。「私は大丈夫!」神様の導きに委ねていけば良いのだ。

毎回出発の度、おいおい涙が止まらなくなるが、今回母と笑顔で別れらえた。まだもう少し元気でいてくれそうだ。

明日からまた頑張って、また会う日まで。