祈りの力 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

この3年、ミラノから参加させて頂いているオンライン・ロザリオの方々と直接お会いしたのは、2年前の帰国時。

その多くの方々が、昨年皆んな大好き?!アンドレア司教様のイタリア巡礼に参加され、ミラノと司教様のご出身地であるトレヴィリオで合流させて頂いたのであった。

そして、今回私の帰国に合わせてオフ会を企画して頂いた。

まずは、四谷の某所で食事会。方向音痴の私は、絶対近くにいてもぐるぐる探し回ってしまう傾向があるので、早く着くよう家を出た。

サンパウロの書店に寄るつもりだったが、やはり先に祈りを捧げて行こうと思いイグナチオ教会へ。

やはりお御堂へ入るとホッとする。



祈りを捧げ、ふと頭を上げるとロザリオのメンバーで、昨年ミラノでもご一緒した方が手を振っておられた。

彼女とは偶然が多い。2年前も帰国中出先で、乗ろうとしていた電車が人身事故に遭い、ダイアが復旧されるまで時間を潰し、やっと帰る途中、乗り換えの駅のホームでばったり会ったのであった。そんな偶然ってある?

中庭のマリア像にご挨拶してから女子パウロ会の書店をのぞいてみた。


もうお友達と一緒だから大丈夫!くっついていったが、2人でレストランを通り過ぎウロウロ。笑もう暑すぎてとろけてしまいそうだった。


レストランでは、12名が集合。そのうち今日7月22日「マグダラのマリア」の祝日が霊名だという方が、数名いらした。「マグダラ」はガリラヤ湖畔にあった出身地の地名であり、イタリア語で「マッダレーナ」と表記される。


こちらは頂いたマッダレーナの御絵。



  • ちなみにフランスの焼き菓子「マドレーヌ」は、この聖人の名前に由来しているという説が一般的。またパリ8区にある「ラ・マドレーヌ(La Madeleine)」は、マグダラのマリアに捧げられた教会。古代ギリシャの神殿のような壮麗な外観が特徴で、内部にはマグダラのマリアの昇天を描いた美しい彫刻や絵画が飾られている。(行ったはずだが記憶にない!)

  • テーブルが2つに分かれてしまったが、東京教区でも様々な教会に所属されておられる方々で、いつもは声だけの交流であるが、やはり「祈り」とオンラインでつながっている方々。とても身近な存在。

  • 食後は近くの修道院へ移動しミサとロザリオの祈りにあずかった。






    福者ヤコボ・アルベリオーネ 聖パウロ修道会、聖パウロ女子修道会、師イエズス修道女会と聖マリア・アンヌンチアータ会の創立者であり、この修道会グループを「パウロ家族」と呼んでいる。



    ミサのお説教では、やはり「マグダラのマリア」に言及された。

    福音書の中では彼女について多くを語られていないが、イエスの12使徒の1人であったと言っても過言ではないだろうとのことであった。

    私たちは、彼女のように主を探し求めてはいるものの、なかなか主に出会えないでいる。しかし、本当はもう出会っているのかもしれない。私たちがこの目で見、この耳で聞き分けようとしているから、目の前のイエスに気づいていないだけなのかもしれない。

    自分の目や耳に頼るのではなく、謙虚にイエスとの歩みの中で培われた信仰の耳を澄ませば聞き分けることができるはず。

    暑いわ、忙しいわ、ストレスいっぱいの生活の中でいかにイエスと出会うか?最近の私の中では見失いつつあるものであったが、その後のロザリオの集いは何ともいえない喜びの場であった。

    普段長いと感じるロザリオだが、いろんな姿勢で、そして堅苦しくない祈り、心からの拠り所として祈りを導いてくださった修道院の水曜日のグループの方々には目から鱗のような何か新鮮なものを感じた。

    ところでミサの初めに、お御堂の最前列に派手な男性がいるなあと思っていた。しかも、どこかでお見かけしたような方。けれどそんなはずはない。

    ロザリオの祈りが終わった際、「お茶の準備がされています。ラモさんが提供されました。」と説明があった。ラモさん?ああそう言えば、元サッカー選手のラモスさんによく似ていたわ。でも南米系に多い名前だろうとしか思っていなかった。

    ...が、なんとご本人であった。サッカー界のレジェンドではないか!昨年壮絶な大病をされたとのこと。祈りの力に感謝されていらした。

    大海の一滴にすぎない私たちの祈り、働きだが、主の派遣と導きに心から感謝したいと思った。日常生活やそれぞれの歩みの中で、主の深い恵みと愛を感じられますように。

    感謝のうちに。