朝9時から2時間半も続いた叙階式から、一度帰宅し昼食をとったが、気づくとウトウト。やばい!やばい!早めに友人と待ち合わせをして軽くアペリティーヴォをしてからコンサートだったんだわ!今度は夜9時からのコンサート。
リッカルド・シャイリー氏指揮ものとミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団とカティ―ンこと角野隼斗氏のコンサート・”Concerto per Milano” 、角野隼斗氏のYouTube やら記事を読み漁り臨んだ。俄推し活?!
角野氏のキレのあるタッチと即興性が何とも言えない。
20時から開場されると言う話であったが、きっと早く始まるのではないか?と言うことで、早めにミラノ大学の近くでアぺを楽しみ、19時に移動。何時から開くの?と警備の人に聞くと、上がオッケーを出したら…と言う事であったが、19時半くらいにゴーサインが出ただろうか。王宮側から入ったが、予約のバーコードを読み取るおじさんがなかなかうまくできず、時間がかかってしまった。読み取れたと同時に走り出した。もうダッシュはオリンピック時にミラノ市認定のバッジゲットのため、もうこりごりなんだわ…とぶつぶつ言いながら走った。(でも走っちゃう!)
5000席無料ではあったが、要人用の招待客のスペースは指定になっているようであった。その真後ろに座れたのだから善しとしよう。
まだ時間的に早かったので、オーケストラと角野氏がリハーサルをしているところであった。皆私服であったが、舞台は西日が当たり、ネット式の幕がかかっていた。
在ミラノ邦人もかなり来ているようであった。
こちらは、王宮の敷地内にあるサン・ゴッタルド・イン・コルテ教会の鐘楼の屋根にある風見鶏。友人の写真家である仁木岳彦氏が世界各地で撮った天使のビジュアルブックである「天使の写真」の表紙はこの風見鶏。大天使ミカエルを象っている。
徐々に空が暗くなってきた。
アンコールでは自身の「10のレベルのアイ・ガット・リズム変奏曲」などが演奏された。
もう永遠に聴いていたい気分であった。
既に22時半を回っていたが、地下鉄のドウモ駅は閉まっていたので、コルドゥスィオに出るか、トラムで帰ろうか?と思っていたが、地下鉄4号線を利用する友人がサンバビラまで一緒に行ってもらっても良いか?と言うので、王宮側から回っていこうとした。
もしかすると、これから角野氏が出てくるかも!ちょっとだけ待ってもいい?とまた友人。会えるかね…?!しばらく舞台脇にいた。すると、ヴァイオリニストを待っているというイタリア人が、「今舞台を彼が歩いているのが見えたから脇から出てくるかもしれないよ!」と教えてくれたので、近くまで行ってみると、いたっ!角野氏であった。
思わずイタリア人が割り込んで来て一緒に撮影をしていた。「一緒に撮影お願いしてもいいですか?」と友人が声をかけると、エージェント?らしき方に引っ張られるように連れていかれてしまい、えっだめなの?と思ったが、振り向いた角野氏が「ちょっと…」と言った気もしたが、友人たちは「ちょっと待ってて」って言ったよね?と言った。えっほんと?
王宮前に設営されていたプレハブのような建物が、演奏者たちの控室のようになっているようであった。しかし、彼は、長々とイタリア人に捕まり、中に入れないようであった。それにしても、始終笑顔である。
やっと着替えて出て来た!と思ったが、またまた誰かしらに捕まっている。どれくらい待ったことだろう。その日中にコンサート会場は撤収してしまうようで、日雇い労働者たちが出入りしており、大きな看板を持った人が前を通りがかった。よけた途端に、角野氏が目の前に!
思わず「お疲れ様です。コンサート素晴らしかったです!」と声をかけると、笑顔で何か話された気がするが、興奮しすぎて何を話したか覚えておらず。ただ、友人が撮影をお願いすると、周りにイタリア人も集まっていたので、「みんな?」と言われてしまった。「時間がないから。」と…そりゃそうよね。翌日からもずっと移動で早く宿泊先へ戻りたかったことだろう。次から次へとイタリア人に捕まっては写真を撮ったり話をされていたが、とにかく始終笑顔でおられ、全く冷たい雰囲気や疲れた様子は出さず。
近くにいた人に撮ってもらったので、その人たちを友人が撮影するため、待っている間、もしや…と思い、近くにいた金髪の女性に「奥様ですか?」と日本語で声をかけると「はいそうです。」と答えられた。今年の元旦に結婚を発表されたばかりのあの方であった。
「とても良いコンサートでした。来てくださってありがとうございます。」とても謙虚な方であった。嫌味なく綺麗で、笑顔の素敵なお二方。来てよかった~。太っ腹なミラノ市、ありがとう~!と心から感謝した。
また、ミラノにいらしてください!(多分来春?!)
ピアノは入っていないけれど、この曲も好き。






