2026年は赤! 〜 こだわりの手帳  | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

来年は午年。しかも私は泣く子も黙る丙午‼️(どうだっ!)
 
続々と赤い馬シリーズが集まってきている...‼︎

 

 

 

馬は馬でも60年に一度の「丙午」。
父は三男、幼少期病気で亡くなった兄弟は別としても上に4人、下に2人の兄弟姉妹がいたが、私は初孫。出産前の性別判断などまだ出来なかった時代、私が女だと確定していたわけではないにも関わらず、母は姑に堕ろせ!と言われたそうだ。恐ろし過ぎる!
 
それだけ「丙午」はとんでもないと思われていたのだろう。まだベビーブームに入る数年前ではあるが、特別出産率が少なく、私の学年は常にクラス数が前後の学年よりも少なかった。
 
いずれにしても「丙午」と言うと、勝気、そしてどこか強烈なエネルギーを持つ人、そしてその年は激動の年を想像するのかもしれない。ちなみに風水の世界でも、丙午は燃え盛る「火」の気を持ち、強力なエネルギーを放つ年とされているんだそうな。
 
と言うわけで、ラッキーカラーは「赤」や「金」そして熱を冷ます「青」も良いそうだが、やはり還暦は「赤いちゃんちゃんこ」の「赤」。赤には魔除けの意味があるそうで、還暦に赤いちゃんちゃんこが贈られるようになったのは、「還暦=生まれ直し=赤ちゃんに戻る」こと所以だとか。
 
ところで先日、来年度の手帳を買いに行った。ここ数年Fabrianoがお気に入り。長年使ってきたLettsに似ているが、やはりイタリア製はイギリス製に比べて、彩もおしゃれ。
 
水玉シリーズはお気に入りだったが、なるべく同じものは避けたい。1軒目の本屋では小さいサイズがなかったので、2軒目の本屋で新しい色が入手していることに気づいたが、やはり来年は「赤」でしょう...迷わず赤い手帳をゲット。
 
 
新しい手帳を手にするとワクワクする。とりあえず来年度の四旬節と復活祭を記入。やはり私はアナログ派。
 
携帯にもメモは書くし、その再現性や検索性は便利だが、子供の頃からメモ魔で手紙・葉書、日記、読書感想文ノートやピアノの習った曲の曲想など思いついたことは何でもノートに書いてきた。聖書研究でも、司祭やシスターについて20数年のノートと直接メモした聖書は読み返せないくらい細かく描き込んである。書き込んだものは、直感的で豊かな表現や情報の宝庫だ。
 
イタリアに来てからの32年の日は、手帳や来年20周年を迎えるがブログを読み返すと、色々蘇ってくる。
 
それでも書くは話すに優らず 話すは思うに優らず。
 
日々思うことを綴るのは面白い。ワクワクするなあ、

 

今日の一句
ワクワクを 手帳に記して 現実に!