日本では『ミラノ会』として知られている「ミラノ外国宣教会」(正式名称は「PIME」“Pontificio Istituto Missioni Estere”の略)の第94回コングレッシーノに出かけてきた。
コングレッシーノでは、これから海外へ宣教へ出る宣教者たちに大きな十字架が授与される。
今年は、一人のシスターが香港へ、二人の司祭がインドとニューギニアへ、そして一般信者ではあるが、まだ若い夫妻と小さな男児3人がブラジルへ福音を伝えるため宣教されることになった。聖職者たちは別としても、一般信者がまだ小さな子供を連れて、宣教へ出られる姿は毎年、ぐっと胸に来るものがある。場所によっては、殉教さえも覚悟がいる場所もあることだろう。神様にどうか彼らをお守りください、と祈らずにはいられなくなる。
さて、この7月に新たな総長として選ばれたパードレ・フランチェスコによるミサが行われた。翌日からミラノは雨といわれていて最後の良い天気に恵まれた。ミサ中は直射日光が当たり、暑いくらいであったし、実際倒れられた方もおられたようであった。
福音は、ヨハネ6ː51-59。「命のパン」に関する内容であった。
総長は、黒澤明監督の映画「夢」を例にあげ、オムニバス形式の中の第2話「桃畑」、そして日本のひな祭りについて語られた。
「私達キリスト者、宣教者は桃畑の花のように、開花するために呼ばれています。それは希望です。」とおっしゃった。
黒澤明監督が自身の夢を元に制作した映画だそうだが、私は見ていない作品であるが、桃の花の美しさ、ひな壇に見立てた段々畑、そしてお雛様たちの踊る姿が特徴的で、日本の原風景の美しさにも触れることができるという映画。これから日本へ宣教に行かれる(12年ぶりに「帰られるんですよね?」とご本人に話したのだが)前総長への花向けのたとえ話だったのかもしれない。
午後は、恒例の在ミラノカトリック日本人会のスタンドとして折り紙教室を開いた。例年通り、テーブルを二つ事務局に確認した直後、参加できる日本人信者からの返事がなく、どうしたものか…一人でも出来る範囲でやるつもりではいたが、しばらく会から離れていた人たちが助っ人に来てくださると連絡が入った。
スタンドにやって来るのは、毎年子供たちがメインだが、若者もそこそこにいる。なんでも教えます、と言ってしまうと収集がつかなくってしまうので、いくつかキットを作って一人でも出来るものを紹介していけば何とかなるか?と思った。最近ネットでみて、シッター先の子供たちにやらせようと思ったミサンガセット、そしてベースの折り紙さえ作っておけば、3枚で両三角錐、6枚で立方体、それ以上になると凸凹の多面体ができるユニット折り紙を推奨してみようと思った。
皆さん家で、折り鶴、指輪、箱、それぞれが出来るものを準備してきてくださった。
幼少期から知っている子たちが、もう大学生!と言う子もいて感動!
小さいお子さんに関しては、保護者にも一応作り方を説明をし、途中で出来なくても家で続きが出来るし、「お母さんが教えてあげてくださいね」とバトンタッチ!笑 5歳くらい大人まで、皆集中して楽しんでいたようだ。
私が作ったのは、取り外しがきくブレスレットタイプ。
きりがないので、17時にスタンドを閉め、終了したが、小さな女の子たちが地面に座りながら、ミサンガを作っていた光景はほのぼのとしていた。
始めはどうなるものやら?と心配したが、大盛況で、何事も思い煩うことはない!と改めて確信。
叙階して21年、海外に派遣され現在はビサウに宣教中の司祭とも再会が出来、喜びのハグ。またお会いしましょう!と言って挨拶を交わした。
ミサの様子↓







