手作りロザリオ ~ その2 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

先週、久々木曜メルカートに出かけた。

 

かれこれ10数年通っているバングラデッシュ人経営の手芸の材料を小売りしている屋台がある。

 

安いアクセサリー狙いの人もいるが、大抵は手作り愛好者。中には、安く材料を買って、店員にその場で作ってもらっている人たちもいる。そういう人に限って、材料費だけでも、目が飛び出るほど安いのに、工賃まで叩いている人が多い。そのほとんどがイタリア人の中高年女性なのだけれど、急がせて、しかも安くしろ!ってえげつないわ…といつも思ってしまう。

 

お店に出しても、なかなか高く売れず、結局手作りの価値を見出してくれる人が少ないのは非常に残念。だからと言って友人、知人に高く売るのは気がひけ、結局バザー用にするか大切な人へのプレゼント以外は作らないようにしている。

 

…と前置きが長くなったが、大切な友人(カトリック信者の場合)にだけ、手作りのロザリオをプレゼントすることが多い。

 

近々友人がミラノに来るので、そうだビーズを買っておこうと思い、店員から小さなかごをもらって、アルファベットのビーズの文字を選び始めた。

 

 
店員が両手ですくって袋に詰めたら?と言う。
 
いやいや、文字を選んでいるから、そうはいかないのよ!と言って、中腰になりながら、ぶつぶつ言いながら字を並べて選ぶ。同じ色が重ならない様選ぶので、かなり時間がかかる。目はしょぼしょぼするし、腰は痛くなってくる。狭い通路を封鎖しての作業なので、人に押されて、かごの文字がぐちゃぐちゃになったらおしまい!かなり慎重だ。
 
毎回見つからない文字や色があって根気がいるのだ。
 
“AMORE DI DIO”
「神の愛」 と言う意味。
 
ちょうど10文字なので、ロザリオにはちょうどよいフレーズ。

 

 

 
そこに前教皇が常に胸につけていた、『善き牧者』の十字架のミニチュア版と2月に聖年のヴァチカン巡礼に出かけた時に、購入した前教皇と裏は、彼が愛した『結び目を解く聖母マリア』のメダイ(司祭の祝福済)とバラのビーズをつけて作る。
 
 
流石に10人にプレゼントする時は、袋まで編んでいる暇がなく、折り紙で袋を折った。
 
 

 

高価なものは使っていないけれど、世界に一つ。

 

聖母生誕祭は9月8日。

 

その前日についにカルロ・アクーティスの列聖式が行われる。よってノヴェ―ナの祈りが行われる。

 

聖母マリアの生涯とご加護を思い起こし、その取り次ぎを願って祈りましょう。

 

 

今日の一句

聖母に祈り 花束贈る ロザリオ作り