タータ日記 ~ その132 夏休み直前耐久レース | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

今週末からシッター先の両親が夏休みに入るので、やっと私も解放される。

 

一昨年前は8月の2週から8月一杯。昨年は7月の最終週から3週夏休み、と私の休みは先方の休み次第なのであるが、先週は両親たちが南イタリアで行われる結婚式に参列するため、子供たちはご主人側の祖父母に預けられていた。よっては、私は夏休み前の束の間を一息つけるか…と期待していたのだが、急遽、シッター先のママさんの妹の子どものシッターをしている友人のピンチヒッターで一日半仕事が入ってしまった。

 

現在1歳半のおこちゃま。ツインズらとは、いとこ同士だが、非常に手がかからないお世話しやすいお子さんである。以前も数回お預かりしたことがあるが、本当に楽だった。

 

しかし、今回、成長し、それなりにてこづったが、普段ツインズ➕三男に鍛えられているから怖いものはない!爆

 

若い頃、子供は嫌いだと思ったが、3人の子供を持ち、なんだかんだ子供に関わることばかりしている。思春期相手は懲り懲りだが、乳幼児の成長は人間ができる時期。人生において大事な時期だし面白い!

 

そういう意味じゃ、やはり子供は嫌いだと言っている長女は、仕事で精神疾患患者や少年院など社会復帰を目的とした教育施設で思春期の若者を相手にしているというから尊敬してしまう。ちょっとやそっとの忍耐力じゃ続かないだろう。私だったら折れてしまいそうだ。(オラトリオに遊びに来る移民の少年たちに度々暴れられ無理!と思った。)

 

話は戻り、夏休み直前最終週。9時から一日仕事であるが、何があったのか?バスが来ず着くまでに1時間かかってしまった。しかもバスは朝から混み合っておりシッター先に30分遅刻で到着。着くと3人ともほぼ裸の状態?!

 

パパさんはここ数週間、多忙で不在。ママさんも仕事で部屋に籠ったまま。毎日お風呂に入る事が少ないイタリア人は、とりあえずビデでお尻だけは洗うようだ。シッター先にはバスタブがなくシャワーのみ。乳児の頃は洗面台でお風呂に入れていたが、流石にそれは無理。私がいる時は、現在ギリギリサイズの洗濯用のたらいにお湯を入れお風呂に入れる。子供たちはそれが大好きで朝からそれをやってくれ!と言うではないか!。

 

一番に三男を入れ、来月から幼稚園がスタートすると言うのに、なかなかトイレトレーニングをしておらず、勝手にパンツを履かせてしまった。

 

長男次男と済ませて、先月の彼らの誕生日にもらったと言うパズルをさせた。5歳になったばかりなのに、プレゼントは8歳以上向けの200ピース。できるのか?2人で協力してやって!と促したが、長男は私とやりたいと駄々を捏ね、三男はテレビを見たいと大騒ぎ。

 

テレビはダメというと、マンマ!マンマ!と泣き出して子供部屋にこもってしまった。

 

しばらくして、こども部屋を覗きに行くと、お漏らしをしており、下半身裸のまま寝落ちていた。あちゃー!

 

お昼はどうするのか?と思ったが、ママさんは部屋から出てくる気配はなく、冷蔵庫にあるもので、ご飯を炊き、おかずはニンジンしりしり。

 

誕生日に箸をプレゼントしたが、次男だけは上手に食べていた。

 

 

本来だったら外に連れて行ってあげたいくらいだが、流石に1人で怪獣なみの3人を連れて行くのは無理。

 

子供たちが遊んでいる合間に洗濯物を畳んでいると、次男が僕も手伝う!と言ってたたみ始めた。ブラーヴォ!ブラーヴォ!と褒めまくると、僕も手伝う!僕も!僕も!と長男と三男。

 

 

床掃除を手伝ってくれたが、雑巾は私が絞るから、と言っても雑巾を水に浸すものだからビッチョビチョ。そこを三男に乾拭きさせた。

 

 

 
今日はそこそこに言うことを聞いてくれたか、と思ったのが甘かった!長男、次男が別々に200ピースのパズルをやっていたが、そこに三男が来て、両方をぐちゃぐちゃにして、投げ飛ばした。
 
まじか〜?!
 
棚やソファの下に入ってしまった。拾いながら2つの箱にわけ数を数えたが、怪しい…。
 
翌日、実際パズルをして確認することにした。
 
今日の一句
夏休み ゴール直前 負荷かかる