今週、在ミラノ日本国領総領事館へ「第27回参議院議員通常選挙に伴う在外投票」に出かけて来た。
ところで、「パンとサーカス」という表現がある。
ラテン語"panem et circenses"は、詩人ユウェナリスが古代ローマ社会の世相を揶揄して詩篇中で使用した表現で、権力者から無償で与えられる「パン(=食糧)」と「サーカス(=娯楽、見世物)」によって、ローマ市民が政治的盲目に置かれていることを指摘した。
それにしても、今始まったことではないが、日本の差別主義、排外主義、民族主義、自国ファーストやばくないか?
もちろん、政治家とは「国」のために働く方々。だから、海外でも生命や身体が危険にさらされている「自国民」である日本人を保護することは、在外公館の最優先の任務と言える。なので、国内ならば尚更。しかし、「上級国民」ファーストなのではないか?
真のエリートが寄り添うべき他者とはつまり弱者のことだby御上先生
もっと体を張って、個人の収入削ってでも国民のために命を捧げる覚悟を見せてくれる政治家はいないのか?
そして、外国には経済進出、貿易取引、日本製品も買って!とやってきて、しかし、外国人とは共生致しません!来日も規制します!労働もなし!そんな「外国人排除」が政策の売りって、どゆこと?!そんなの調子が良すぎませんか?
確かにイタリアも移民を受け入れすぎて問題は沢山ある。しかし、私も移民・移動者、外国人。ガイジンなのだが、ルールを守り、税金を払い、そしてイタリアの恩恵を受けている。
「パンとサーカス」は、ローマ帝国に社会的堕落をもたらし、帝国ローマの没落の一因とされた。時代は繰り返される?!我々もかつてのローマになることがないよう、国家はどうあるべきか良識を持たなくてはいけない。そのためにはどうしたら良いのか?政治家の甘い言葉に騙されてはいけない。
「パンとサーカス」の先に待っているものは、社会の停滞と衰退。私たちは、物質的な豊かさや娯楽に満足するだけでなく、社会問題や政治に関心を寄せ、主体的に社会に参加していくことが重要だ。
まずは、選挙に行こう。
今日の一句
参院選 まずはともかく 投票しよう

