真夜中の 〜 その22 メレンゲ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

ヘナを初めてそろそろ5年になる。

 

5年で髪もいい感じにメッシュ系になるかと思ったが、意外に白髪は一部に固まって出やすく、想定外。(トラ柄?!)

 

先日同い年の日本人の友人で、やはりヘナ仲間が、髪に艶があったので、「綺麗だね」と言うと、ヘナを紅茶で溶き、そこに黄卵とヨーグルト、そしてハチミツを入れるのだと言う。騙されたと思ってやってみて!と言われた。

 

確かに生地を紅茶で染める紅茶染めというのはあるが、ヘナも紅茶で溶くと染まりやすくなるのだろうか?そもそも私は、髪が太く硬いので、黒い毛の時から染まりにくい。まあヘナはトリートメント効果もあるので、ナチュラルでいいか?くらいのつもりで習慣化して来て、あらもう5年?!少なくともイタリアはヘナが安いので続くのだがこれが高かったらとっくに放置していたかも?苦笑

 

一度試してみたら、髪がしっとり。その後艶出しクリームやオイルをつける必要もない。

 

余談だが、その友人曰く、白髪の生え際に「おろししょうが」をお茶用バッグに入れてパタパタし続けると、皮膚に刺激を与え、再び黒い毛が生えてくるよ、と言う。そうなの?

 

以前白髪が出始めた頃、一部の集中して生えて来たので、気になって抜いていたら10円ハゲになってしまったことがある。中国人に生姜を使えば生えてくる、と言われたことを思い出した。結局何もせずに髪は復活したが、黒に戻ることはなかった。生姜の効果は試していないが、刺激を与えるのは確かなのかもしれない。

 

とにかく、卵黄を使うことで卵白が残ってしまうので、それを使って一度はメレンゲを作った。

 

大体夕食は、夜の8時前になることはなく、空手の稽古がある日は9時過ぎ。その後ヘナを始めるから遅くなる。大抵は置いている時間に洗い物やアイロンがけをするが、更にそれから卵白どうする?となる。

 

髪を洗い流し乾かせてからするとやっぱり夜中。

 

卵白一個分はミキサーを使わず簡単に泡立てられるが、メレンゲは流石に飽きるのでシッター先の子供たちのおやつに持っていく。ココアパウダーをかけると喜ぶ。

 

今回はココナッツパウダーを混ぜクッキーに。サクサク感も口の中でとろけて美味。

 

次は小麦粉を混ぜラングドシャ。更にはアーモンドパウダーを混ぜマカロンも出来るかな?と密かに企んでいる。笑

 

ちなみ私は栗色のヘナを使っているが、髪の色も肌や顔と年相応が良いと思っているので、今後どうするかは未定。

 

 

今日の一句

真夜中に カシャカシャメレンゲ 甘い香り