昨日は一日中、仕事と空手があり、フォーリサローネを観て回ることが出来なかったので、今朝は気合をいれて出かけた。
「どこを回るの?」と長男に聞かれ、今日はPalazzo Litta。リッタ宮をみてみたい。というと、フォーリサローネ初日、パラッツオ・リッタでプレス関係の仕事をした長男がVip用の入場QRコードを送ってきてくれた。「これで待たないで済むよ!」と。
確かに、パラッツォ・リッタは表のコルソ・マジェンタでそこそこの列になっていた。そこで、まともに並んで、観て行ったら仕事に間に合わないかもしれなかった。他の方々には申し訳ないが、そのまま入場。
ところで、パラッツォ・リッタと呼ばれるPalazzo Arese Borromeo Visconti Littaは、ロンバルド・バロックの最も代表的な例のひとつとされ、1642年から1648年にかけて、当時ミラノで最も影響力のあった(スペインとミラノの宮廷で元老院議長や行政長官などの要職を歴任)バルトロメオ・アレーゼ伯爵(1590-1674)のためにフランチェスコ・マリア・リッチーニによって建てられた。
ちなみにこの大邸宅は、1943年8月の空爆で部分的に破壊され、戦後すぐに再建されたそうだ。
このパラッツォ・リッタの一般公開はこのフォーリ・サローネの時期だけであり、文化省ロンバルディア州事務局がその保護と強化を担当しているのだという。
余談だが、この宮殿には、長い間リッタ家の「レオナルド」とされてきた、有名なリッタの「聖母マリア」が飾られていた。この絵画は、ダ・ヴィンチのミラノ時代の弟子の中で最も優れていたと言われているジョヴァンニ・アントニオ・ボルトラッフィオの作と広く考えられている。この作品は1865年、アントニオ・リッタ・ヴィスコンティ・アレーゼ伯爵によって、アレクサンドル2世に売却された。アレクサンドル2世は、この作品をサンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館に寄贈し、同美術館は現在も、同コレクションの傑作のひとつとして展示しているのだそうだ。
こちらは、Aqua Clara と HONOKA が協力して、ボトルを再利用し、美しい建築材料に変えた日本の若いプロダクトデザイナーたちによるデザインラボ「 HONOKA 」。
水色の粒子化されたプラスチックの商品は、"Trace of water" 「水の痕跡」と名付けられ、静寂さを醸し出す。
BASE TIMES kawaguchiは、2018年の川口オープンファクトリーをきっかけに活動をはじめ、普段は下請けの町工場がデザイナーとコラボレーションすることで、金属の可能性を探求し、各社の技術を活かしたものづくりを行っているという。
今回、初出展となるミラノデザインウィークでは、卓越した職人技と伝統に支えられた繊細で美しい加工技術と表現スタイルを、3 つの大きなフレームを使ったインスタレーションで現しているという。また、 日本の日常にある美から着想し、参加企業の5社それぞれの技術を活かした作品「kawaguch-air(カワグチエア)」シリーズは 、映り込む風景もデザインの一部となっているのだそうだ。
日本の若者たちの活躍が、やはりおばちゃんにとっては嬉しいものであった!
その後仕事に出かけ、終了後、友人の竹田デザインのカクテルパーティにお邪魔してきた。
あまりにもすごい人で、ゆっくり作品が見れず。
画家である奥様の作品。
チェロと民謡のデュオ。
"Otodama - L'anima suoni"。言霊と言う言葉があるが、こちらは音の魂。まさに音霊。
始めはミスマッチでは?と思っていたが、こぶしの効いた歌に、弦をはじくような音の低いチェロとのコンビネーションが今まで聞いたことのない世界に引き込んでくれ、素晴らしかった。

















