ところで、カラヴァッジョこと、ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョは、バロック期のイタリア人画家。ミラノ郊外(実際はミラノから50キロほど離れたベルガモ県にある)のカラヴァッジョ村で生まれたので、一般的には『カラヴァッジョ』の名で呼ばれる。 ルネサンス期の後に登場し、1593年から1610年にかけてローマ、ナポリ、マルタ、シチリアで活動した。
個人的に好きな絵は、やはり1番左側にある『マタイの召命』。
徴税人であったマタイにイエスは「わたしについて来なさい」と言われるシーン。(マタイ9:9)当時徴税人というのは、人々に最も嫌われる職業であった。(今でもそうだろう。苦笑)
本来マタイは、レビという名前だったそうだが(マルコ2:14、ルカ5:27)、マタイと言う名前は「神による数々の賜物・恩恵が与えられた者」という意味が込められているという。その背景には、彼が「徴税人」であって、当時のユダヤ人から嫌われ憎まれており、使徒の候補として全くふさわしくなかったにも関わらず、神の多大な恩恵を受けた者の一人として、自分の名前を「マタイ」と記したそうだ。
以前、この教会には、「マタイの召命」の絵葉書の販売機がおいてあり、コインを入れて手でレバーをくるくる回すと、「マタイの召命」の絵葉書が出てくるものであったが、現在は置いていなかった。
こちらは、サン・ルイジ・デイ・フランチェージ教会の裏にあるサン・タゴスティーノ・イン・カンポ・マルツイオ教会。
「ロレートの聖母」。イタリアでは「巡礼の聖母」として親しまれている。
それにしても、足を交差した聖母?と思ったら、カラヴァッジョは娼婦をモデルにしてこの絵を描いたとか…。
聖母を拝みに来た農民の足の裏が黒いことが印象的。そして、なんと私としたことが、画像を撮り忘れたが、この教会には、ラファエロの「預言者イザヤ」のフレスコ画もある。
今回は、誰かが入れてくれた2ユーロの照明のお蔭で絵を撮ることが出来た。
正面は、ボローニャ派を代表する画家・アンニーバレ・カラッチの「聖母被昇天」。そして、その両脇、左側が「聖パウロの回心」。そして右側が「聖ペテロの逆さ磔」。
残念ながらまともな画像が撮れていなかった!
カラヴァッジョの絵には、スポットがかかったような光が差し込むものが印象的。そして、人々の息遣いや感動が伝わってくる。
他にもローマ市内には、有料になるが、カラヴァッジョが展示されている美術館、博物館は多いが、もう足が棒になり、時間的にも制限があり、今回はこれ以上無理であった。
そして、ニアミスであったが、3月7日よりローマではカラヴァッジョ展が開催される。また、3月27日からフィレンツェでも開催。
また、この春から開催される大阪関西万博ではヴァチカン市国よりやはりカラヴァッジョの「キリストの埋葬」が展示される。














