Giubileo 2025 〜 その4 聖年ローマ巡礼  | ミラノの日常 第2弾

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聖年ローマ巡礼2日目。
 
聖年は、聖書的背景は旧約聖書のレビ記(25章)に登場する、50年毎に巡ってくる土地の安息.・負債の免除・奴隷に開放の時である「ヨベルの年」である。 
 
教会の歴史の中に記されている最初の聖年は1300年に教皇ボニファティウスによって行われたものであった。
 
その年から100年ごとに聖年を祝うことになり、その後聖年を祝う間隔は50年、25年と短くされてきた。それは、すべての世代が一生に一度は聖年に与ることができるようにという意味があったからだ。 
 
今回2025年の前に、現在のパパ様は2015年12月8日から2016年11月20日までの年を「いつくしみの特別聖年」とされた。
 
なぜならば、聖年が始まった2015年が第二バチカン公会議閉会50周年に当たったからだ。パパ様の意向として、私たちが、自分の生活の中で神のゆるしの中にある優しく穏やかな感触を感じ、それをもっとも必要としているときに神がすぐそばにおられることを感じられるようになるためだったと言う。 
 
前置きが長くなったが、その「いつくしみの特別聖年」の恵みとしてマザー・テレーザが聖人に列聖された。私は日本からの巡礼団にローマで合流した。
 
四大教会は全てバスで移動。そして93年から2000年までの間ローマに住んでいたものの、当時は未信者であり、また長男出産後かなり長く日本におり、大聖年の巡礼はしていない。(なんということ!)そしてサンパウロ教会は地下鉄から見えるものの(当時は、その先のエウルというところに住んでおり、地下鉄なのに地上を走っていた!)訪問したことがなかった。
 
超方向音痴な私は、地図を見ながら地図をぐるぐる回してしまい、挙句の果てにどこを歩いているかわからなくなってしまうことがしょっちゅう。案の定迷子になった。大きな建物、鐘楼を目当てにしていたが、ガードレールの向こう側で見えなかったのだ。苦笑
 
サン・パウロ・フォーリ・レ・ムーリ教会。「城壁外」のサンパウロ教会。勿論「城壁内」のサンパウロ教会も存在する。コンスタンティヌス1世により聖パウロの墓を祀る聖堂として4世紀に造られた。
 
敷地内は今回も簡単に入れ、どこもパスを提示することはなかった。
 
 

 

 

中では、フランス語でミサが行われていた。フランス人の団体が入っており、祭壇も十数名の司祭がおられた。何か特別のミサだったのかもしれない。
 
その後、在ローマの友人と昼食するため街中に一度戻った。
 
午後より、昨年末枢機卿になられた東京大司教区の菊池枢機卿様の名義教会を訪問。
 
ところで、現在枢機卿の数は、2025年1月1日の時点で、253名。そのうち139名が選挙人、114名が非選挙人である。そして、日本人の枢機卿は2018年の前田万葉氏以来、7人目。
 
緋色の服を身に纏った枢機卿は、ローマ教皇が亡くなるとコンクラーベと呼ばれる教皇選挙にて、次期ローマ教皇を選出する権利を有する。枢機卿の死去や新枢機卿の就任の可能性を考慮すると、2025年末には選挙人は125人に減少し、非選挙人は128人に増加すると言われている。
 
そして、枢機卿に任命されると、必ずローマの名義教会を指定される。 菊池枢機卿の名義教会は地下鉄C線、現在の始発であるサン・ジョヴァンニから10駅目のTorre Mauraにあるサン・ジョヴァンニ・レオナルディ教会。
 
ローマの地下鉄と言えば、テルミ二駅を「X」の字でつなぐようなA線とB線がある。そこを横に突っ切る形のC線を2007年から造り始めているが、肝心な真ん中あたりが出来ていない!しかもコロッセオあたりは、穴を掘れば彫るほど遺跡が出てくるわけで、この7,8年の間に何度もローマへ行っているが毎回絶賛採掘+工事中!の状況は変わらず。この聖年どころかこの先10年にだってつながるのかどうか…
 
 
 
駅からは徒歩5分弱。住宅街にある庶民的な教会。奥にオラトリオがあり、子供たちの声が聞こえた。

 

 

時間外であったので、中は薄暗く、夕方のロザリオやミサは1時間半後であったので、あきらめて失礼した。

 

 

 

 

 

 

 

↓こちらは、サン・ジョヴァンニ・レオナルディ教会のHP。12月に訪問された日本人信者の方々が紹介されている。お友達も数名おりびっくり!↓

https://www.sangiovannileonardi.com/2024/12/09/la-nostra-parrocchia-e-stata-ricercata-da-tutto-il-mondo/

 

10月には、菊池枢機卿様の着座式が行われるという。またこの時期にローマへ行けるといいが…

 

続く

 

今日の一句

穴掘れば 遺跡にぶつかる イタリア地下鉄事情