昨年末亡くなった空手仲間のF爺には、身の危険を守るため、いつもヌンチャクは持っていろ!と言われたけれど、持ち歩くには大きすぎる!笑 とはいえ、いつも空手の稽古バッグにはヌンチャクを忍ばせている…笑
ところで、秋から古武道のクラスが始まるため、指導準備のため、現在黒帯メンバーも必死になって色々な古武道を練習しているのだが、実際個人で練習している時間がなかなか取れない!
今日は月に一度日本の師範と古武道のオンラインレッスンがあり、今年から釵が始まったのだが、その予習も兼ねて、昨日の黒帯の時間に釵と棒術を復習した。
釵は想像以上に手首を使い、私自身手首が硬かったことが判明。若い頃バドミントンをやっていて、ラケットは振り回していたが、やはり釵は重いだけあって、思うようには動かない。特に利き腕ではない左手首の動きが非常に鈍く、綾ふりという両手で八の字に回す動きは左手がどうしてもぎこちない。そのためにも1本1キロはある釵を2本左手に持って八文字に回す練習をしているが、まだまだしっくり来ず。
今日の午後は、今朝習ったことを文章化していたが、あれって「打ち」なの?「払い」なの?疑問ばかり残る…
余談だが、空手の型も正拳だけの型などを補助運動として、釵を使って練習すると、それだけでも負荷がかかるわけで、実際型を打つ時、鋭さがでるという話であった。自然に筋肉もつくわけだ…。
そして、古武道は空手同様、ただ腕の力で振り回すのでではなく、肩関節から股関節、つまり肩甲骨から骨盤まで連動して動かないといけない。現代人の体(特にイタリア人)には、動かない?箇所が多すぎるのではないか?と思う今日この頃。苦笑 年齢と共に体の不調が出てくるのは仕方ないとして、若い頃からあちこちが硬くて、動けないってどういうことだ?と頭をひねることも多い。
左右の手の連動、腰とのつながり。この連動の感覚を稽古で養わなければならないし、股関節が硬い人は腸腰筋とか足裏鍛えるなどやることは沢山あるはずなのにな…。また、 強い体幹と脱力は身体能力を高め、いざという時に怪我をしにくい。
武道、古武道は奥が深い。だから面白い。個人的には、空手の方よりも古武道が好き。黙々と練習したい。
今日の一句
古武道で 身体能力 アップ目指す

