怒涛の12月 2024 〜 その4 タータ編 (その119) | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

先週、シッター先の子供達の幼稚園と保育園も無事終了で冬休み突入。しかし両親の仕事納めはまだ。
 
というわけで、今日明日はフルタイム出勤となった。
 
地元のバス停は、月曜メルカートでバスが迂回してしまうため、移動していたことを思い出し、5分遅れます!とメッセージを送った。
 
9時5分に到着すると、スーツ姿のママさん、パパさんが私を玄関で待っており、いきなりハイテンションの子供たちが、キャ~っ!と飛びついて迎え出て来た。入れ違いに夫妻はしのまま会社出勤。
 
長い一日が始まった。テーブルは朝ごはんを食べたまま。子供部屋は、次男がおしっこをもらしたベッドのまま。食洗器は金曜日に私がセットしていったまま。前夜帰宅したままのバッグが転がっており、綺麗な服は再び箪笥にしまい、汚れたものは洗濯機へ。
 
子供たちは、おもちゃを出したままでいたが、「クッキーを一緒に作りたい人!」というと、皆「イエーイ!」と喜ぶ。「じゃあお片付けが終わってからね!」といって、自分たちでおもちゃを片付けるまで待つ。
 
家にあった材料で、レーズンとコーンフレークのクッキーを作ることにした。私が計量した材料を支持して、かき混ぜさせる。クッキーの生地はビニール袋にいれ、一人ずつ順番にコネコネしてもらった。鉄板に生地を並べ、再度コーンフレークを乗せてもらったが、まあぼりぼりそのまま食べているではないか!

 

 


外はカリカリ、中サクサク。いい感じ。
 
お昼ごはんは混ぜるだけのジェノヴェーゼのパスタ。長男はコーンフレークの食べ過ぎで、食べられないという。それなのに、私のお弁当のごはんを頂戴!という。一人あげれば、他2人も欲しがるではないか!仕方なく、パスタとトレード。爆
 
食後、無理やりお昼寝をさせようとしたら、3人が各自絵本を持って来て、読んで!と言う。
 
彼らは、大抵絵本はすべて暗記してしまう。途中まで読んで、誰がどうしたの?と聞くと、ちゃんと答えられる。一冊は日本語。ママさんが20年ほど前に日本語を学んでいたので、多少読み書きは出来る。
 
ある一冊のフレーズ「せんろはつづく」と読むと、次男、三男は「どんどんつづく」と日本語で続いた。すごい!

 

 
 
やっと眠気がでてきたようで、次男に「トントンして!」と言われた。肩をたたきながら「♪トントントントン髭爺さん。トントントントン…と歌いだすと、もう一回!もう一回!と繰り返させられる。もちろん次男はすべて暗記してジェスチャー付きで歌える。教えるとなんでも面白いくらい覚えてしまうのだ。
 
3人ほぼ同時に寝落ちてくれた。やっと休憩!と思ったが、あまりにもおねしょをするので、アイロンがけをしなくてはならないシーツが山!先週から乾燥機に駆けたまだ畳んでいない洋服も山。寝ている間に片付けた。
 
後に起きて来た次男は、頭が痛い。目がひりひりする。お腹が痛いと大泣き。確かに眼は真っ赤に充血しており、熱っぽい。あちゃ~っついに来たか…9月からたまに鼻を流すことは数回あったが、発熱や寝込んで幼稚園を休むことはなかった。よって私もうつることなく今年は元気なのだ。
 
ママさん、パパさんに状況説明のメッセージを送付。しかし、勝手に薬を飲ませるわけにもいかないし、水分をとらせるくらいしかできず。しばらくして嘔吐。あれは夜に発熱だな。
 
クリスマス、そして年末は兄弟にもうつり、引きこもり生活だろうか…。
 
明日はいよいよ年内最終日。知~らないっ!
 
 
今日の一句
年末年始 インフルエンザが 猛威を振るう?!