2年ぶりのキッチュ・パーティに出かけてきた。その前は3年ぶりだったが、10年以上続いている。
毎年忙しい最中、毎回直前になって企画されるので、ダブルブッキングで来られない人が多い。苦笑 (毎年木曜日に行われる割に、なぜか直前に連絡が来る!)私は逆に疲れ切っており、夜遅くから出かけるのもきついのだが、ママ友との集まりも、私自身遠のきがちだったので、皆に会っておきたかった。
主催者のラウラは、長女の中学時代のクラスメイトのマンマ。子供同士は仲良くなかったが、母親同士はなぜか意気投合し、長女の中3の時は、ラウラに引っ張られ一緒に学級委員をやった。いわゆるPTAだが、役員の集まりは毎回夜の9時から。どうでも良い内容を喧喧諤諤夜中の12時まで堂々巡りする事が多く、辟易したものだ。
また彼女とその仲間で作ったいわゆるNPOの外国人ママのためのイタリア語教室の日本人ママ対応の通訳でのお手伝いから翌年から顧問に!8年間彼女たちと共にボランティア活動をした。私は託児所で乳幼児担当。この時から子供との付き合いは始まっていた。
話はそれたが、かれこれ10年以上続いておるキッチュ・パーティ。主催者ラウラのご主人は医師だが、決して大きな家でもなく、ラウラの笑えるくらいものが溢れる家に、多い時では30人以上集まることがあった。別の集まりでやはり40人くらい人が集まり、ビンゴゲームでマイクを使っていたというが、彼女の家の上の階も下の階の住人も友人。声をひそめて「うるさいのなんの!」とぼやいていたが(爆)、憎めないのがラウラ。彼女といると自然に笑顔になるのだ。
その集まりもコロナ以降かなり減って、当日ドタキャンが出て10人前後の集まりだろうか?それでも人がいっぱい重圧感は十分に感じる!集合は夕食後の夜9時から。ドルチェか飲み物、そして俗悪なプレゼント持参お約束。プレゼントは人が気が滅入るようなもの、そのまま物置行きのものが喜ばれる!敢えて探して買い求める人までいるのだ!
こちらは毎年飾られるプレセピオ。まだバンビーノ・ジェズーは生まれていない。
やたら物があふれているが、可愛らしい。
音楽を流しながら、プレゼントを回す。
昨年のキッチュ大賞。
誰かが持って来たピサのお土産らしい。これはもらっても困る!笑
こちらが今年度のキッチュ大賞。手を握った形の花瓶。本来誰が買うんだ?!苦笑
今年の大賞は、主催者のラウラが当たってしまった!
彼女曰く、彼女の母親はキッチュが大好きだったから、お墓に置いてくるわ!と…ちょっと手が怖すぎる!
ちなみにラウラのママさんも誰からも愛される人だった。十数年前にお亡くなりになられたが、葬儀は教会に入りきれないくらいの人であふれていた。イタリアのカトリックの葬儀ではミサの最後に、親類や友人が故人の思い出を語るが、ラウラは、ママさんはコカ・コーラが大好きでいつもテーブルにあった、と笑いながら話したことを覚えている。
その他のキッチュ。
私はこれが当たってしまった!どうするんだい?
余談だが、私も家にあって困っていた木彫りの置物を持って行った。当たった人は絶句。心の中でごめーん!と思ったが、皆お互い様。爆
2年前に当たった牛のマグカップはついに牛が取れてしまった。爆 取れた部分が汚かったので、使う気にはならず、植木鉢に変身。

今のところのノンナ(おばあちゃん)になったメンバーは一人のみ。それでも皆子供は巣立ち、離婚する人も増え、年月の流れを感じる。
いくつになっても大笑い出来る友人はありがたいもの!
今日の一句
キッチュ・パーティ ミニマリストの 断捨離場 爆










