物産展最終日。
怒涛の9日間が終了した。1日だけ休んで別の仕事に出ていたが、いずれにしても、ずっと立ち仕事。体力的にはシッターと空手をやっている方がずっと体が楽だったわ。爆 毎日往復だけで平均8-9000歩歩いていた。
常に動き、働き、人と人の間にいるのが好きなのかもしれない。もちろん1人で黙々と何か作業するのも好きだが、必ず手か口は動いている。笑
物は売れなくても、人の流れを見て人を観察するのも好き。誰と来ているのか?誰にプレゼントするものを探しているのだろうか?などと想像する。歩き疲れて、また人の多さに呆然としている人。楽しそうにしている人。時に、目つきが危ない人を見つける。そういう人は、大抵スリだったりするのだ。
一度目があって、歩きながらも鋭い目で見返して来る若者がいた。たぶん、彼はスリ目的で来ていたのではないか?と確信している。実際、目の前でスリ未遂に終わったのか?小競り合いになって、相手を平手打ちして逃げる男がいた。彼も目がやばかった。
この時期、某試験の試験官もしたが、一度やはり挙動不審な受験者いて、じーっと見ていたら、急に真っ赤になりはしたが、一応正監督には報告したものの、その後は落ち着いて受験していたという人がいた。「好意を持たれてると勘違いしたんじゃない?」と笑うものもいたが、目の動きというのは、心理が現れやすい。
話はそれたが、それにしても、とにかく朝から混み具合はすごく、日曜日だったと言うこともあったが、20分も地下鉄を待った。日本の通勤ラッシュのようにみえつつ、車両の奥の方はまだ余裕。しかし、入り口で「もう乗れないよ!」と乗客をシャットアウトする既に乗っている乗客たち。笑 ギューギュー詰めの中、ベビーカーでの子連れも数人見かけたが、さすがにあの時間帯は無理でしょ?
毎年、人の流れはすごいものの、買い物客の財布の紐は硬い。いずれにしても、物価はかなり上がった。
仕事も楽しいが、買い物も楽しみで、毎年楽しみに買っていたプレッツェルも一つ6ユーロ。3個で15ユーロ。買ったのは一度だけ。夜キッチンに置いておくと朝なくなっている!我が家には大ネズミがいるのか?!
仕事帰りに引っ掛けるサングリアは一杯3ユーロくらいのものがあったが、5ユーロ以下は今年はなかった。大好きなスペインのチュロスも一袋9ユーロと高すぎる!しかも持ち帰ろうとしたら、袋が切れてないと言われ断念!
中華街の肉まんが大行列になっていたが、掌にちょこっとのるサイズで5ユーロ。期待したほどの味じゃなかったわ、と友人。じゃあ食べない。
またここ数年、長女がお気に入りのパネットーネのスタンドへ行ってみた。ガンベロロッソで1位を取ったそうだが、もうシフォンケーキのようなパネットーネ"Forno Sanmarco"。
物産市が始まり2日で完売。在庫がなく翌日に再び足を運んだ。既にオリーブのパネットーネは長女とその彼からもらっていたので、柑橘系が欲しいと思っていたが、全種類試食させてもらった。
おじさん、一押しは、"Cicirì"。チチリ。「リ」にアクセント。
コーヒーがベースでキャラメル、リコッタチーズ風味。なんと1キロ48ユーロ!しかし、あんな美味しいパネットーネは食べたことがない。あまりにもバクバク行けてしまうので、まずい!
こちらは、しょっぱめで、食後にデザートワインで頂くのが良いという。洋ナシ、カカオ豆にカチョカバロと言うチーズ風味。フィダンザート(婚約者)と食べるといいよ!と。はあ? 結局おじさんのところへは会期中4回も顔を出しては試食させていただき、おしゃべりを楽しんだ。以前、モロッコのスタンドでグリーンクレイというパックの素になる泥の粉末を購入し、炎症した膝や洗顔後にもよく利用してきたが、そろそろ終わるので、探しにいくと、グリーンよりもデリケートなローズパウダーを勧められた。抗炎症作用、鎮静作用のあるローズは、肌の炎症や吹き出物のケアに効果的だそうで、 また、保湿効果も高いとされていて、乾燥肌や敏感肌の解消にも最適。きめを整えてハリをもたせてくれるなど、美肌には欠かせない精油ということで試してみた。そしてアレッポの髪の毛も洗える石鹸。最近は固形シャンプーも悪くなく気に入っている。
最後は、やっぱり乾杯。爆
もう楽しくてやめられません!しかし、来年は体力的にもつかどうか。
今日の一句
働いて 笑って飲んで 良い仲間







