でも、イチジクは「不老長寿の果物」と呼ばれるほど豊富な栄養素を含むフルーツ。食物繊維やミネラルが豊富に含まれ、たんぱく質を分解する酵素が含まれており、食後のデザートにぴったりなのに。しかも、糖尿病・高血圧など生活習慣病の予防・改善効果も期待できるのになあ…。
余談だが、イチジクの中にある、白く柔らかいプツプツとした部分は、果実ではなく、なんと花!実に見える部分の中に花を咲かせる。漢字で「無花果」と書くのは、外からは花をつけないように見える故なんだなあ。
そして、イチジクには、水溶性食物繊維のペクチンや、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄分などのミネラルが豊富に含まれている。また、女性ホルモンに似た働きをする植物性エストロゲン、たんぱく質を分解する酵素フィシン、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれている。
善玉菌のエサになり、便通を整えて便秘を予防する働きが期待できる。また、脂質・糖・ナトリウムなどを吸着して体外に排出する作用があるため、コレステロール値や血糖値の上昇を抑える。すばらしいではないか!
便秘に悩まされることはないが、数個立て続けに食べた日は、もうお腹は大掃除状態。
| 栄養成分 | いちじく 生(可食部100g当たり/約1個あたり) |
| カロリー | 57kcal |
| 水分 | 84.6g |
| たんぱく質 | 0.6g |
| 脂質 | 0.1g |
| 炭水化物 | 14.3g |
| 灰分 | 0.4g |
| カリウム | 170mg |
| カルシウム | 26mg |
| マグネシウム | 14mg |
| リン | 16mg |
| 鉄 | 0.3mg |
| ビタミンB1 | 0.03mg |
| ビタミンB2 | 0.03mg |
| ナイアシン | 0.2mg |
| 葉酸 | 22μg |
| 水溶性食物繊維 | 0.7g |
| 不溶性食物繊維 | 1.2g |
| 食物繊維総量 | 1.9g |
イチジクジャムのロシアン・ティも大好き。クリームチーズとイチジクジャムのサンドイッチも美味。ここにクルミを入れても良さそう。(ただ家族には受けない。)
ところで、先月フランス人の友人・ジョスリンに習ったナッツの入ったパリパリクッキー。分量通り作れば失敗はしないが、重要なのは、冷蔵庫から出してどのタイミングで切るか?薄さは?そしてオーブンの温度と時間…。一度にレシピ通り作ってしまうと大量にできてしまう。私は3回に分けて焼いた。その度に厚すぎたり、故に今一つ焼き加減が悪かったり、いろいろだった。
3度目にして、こんな感じかな?と思いつつ、4度目(新たに作り)やっと感覚がわかって来た。とはいえ、2度目の生地作りは半分の量で、そして前回は白い砂糖を入れてしまったが、今回はブラウンシュガーで。そしてナッツは、エッセルンガで売っている、クランベリーとミックスナッツを使用。
ナッツは、ピスタチオは含まれていなかったが、アーモンド、ヘーゼルナッツや、ひまわりの種となんとかぼちゃの種まで入っていた。ジョスリン曰く、クルミは切る際、崩れやすいのでお勧めできないということだったが、このミックスナッツは結構どれも良かったように思える。甘さは控えめにし、逆に約直前に生地の表面に粗塩を乗せて焼いてみた。これが逆に甘さを引き出してくれて面白いバランスであった。




