暦の上では、素手の「立秋」を迎え、今日「寒蝉鳴 」ヒグラシ鳴く。文字通り、ヒグラシが「カナカナカナ」と甲高く鳴く頃を表した候だが、鳴いているか?
よく鳴くのは日の出前や日没後の薄暗い時間帯だが、気温が下がると日中でも鳴くようになるそうだ。
どこか懐かしく涼しげなその鳴き声からは、過ぎ行く夏を惜しんでいるかのような哀愁さえ感じられる。
しかし、今回は少し遅いのだろうか?私が帰国した直後、道端で見る蝉の死骸はどうも小さかったが、今や通常の大きさのものがほとんど。
ちなみに、声の主はみな成熟した雄で、お腹にある膜を震わせて鳴くのだそうだ。
いまだに夜でも、何の蝉だか鳴き立てているし、多少真夜中1時をすぎるとまばらにはなるが、朝の5時には再びミンミン大合唱。時雨のようだ。まさに蝉時雨!
ちなみにヒグラシは「蜩」と書くが、七十二節でのヒグラシは、「寒い」「蝉」と書き、本来なら「カンゼン、カンセン」と読むようだが、立秋の頃なく鳴く蝉、つまりヒグラシやツクツクホウシも含むようだ。
そして「立秋」を過ぎれば「残暑お見舞い」になる。
今週はお盆、「終戦記念日」、またカトリックの「聖母被昇天」もある。まだまだ暑い日々が続くが、悲しげな鳴き声になると、少しは涼しく考えられるのだろうか。
今日の一句
立秋に 暑い太陽 ジリジリと

